古塔つみよりヤバい? 藤子・F・不二雄の“パクリ疑惑”で大炎上したのは…

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ここ最近ネット上で波紋を広げている、イラストレーター・古塔つみ氏によるトレス疑惑騒動。これにより、昨年末に盗作疑惑で炎上した橋爪悠也氏が、話題をかき消されるという幸運に恵まれたようだ。

古塔氏を巡っては、音楽デュオ『YOASOBI』のキービジュアルを手掛けて有名になったが、著名な写真家の作品をトレスした疑惑が浮上した。

本人はツイッター上で否定したものの、権利者の許諾なく「引用・オマージュ・再構築」したことを認めて謝罪。さらに、他の作品にも次々と盗作が発覚し、文化庁などが主催する『Future Artists Tokyo 2022』は古塔氏のビジュアル使用を撤回、グッズを販売した企業が古塔氏デザインの商品を返品・返金するなどの対応をしている。

同騒動の大炎上によって話題をかき消されたのが、昨年末に盗作騒動で物議を醸した橋爪氏だ。

「橋爪氏は同年末、年明けに開くポップアップイベントの展示品・アイテムを発表したのですが、何とこれが説明不要のレジェンド漫画家である藤子・F・不二雄のキャラにウリ二つ。おまけに、こうしたデザインのアイテムを30万円超えの超高額で販売し、ネット上で非難が殺到しました。しかし、橋爪氏は過去にも度々盗作騒動を起こしており、サブカル界隈は怒るというより呆れたのです」(ハイパーアートクリエイティブライター)

五輪と同じ周期で盗作する自称アーティスト

時を戻そう。前回冬季五輪に沸いていた2018年冬、橋爪氏は『東京スカパラダイスオーケストラ』のニューシングルジャケットを担当。すると、これが藤子・F・不二雄のタッチにそっくりだとして問題化し、直前になって急遽差し替えられることとなった。

「この直後、橋爪氏はインスタグラムに謝罪を投稿。しかし、それは《皆様からお叱り等、SNSですごいので作風変えました》という、反省しているように見せつつ周囲を煽る反抗的態度でした。そして、その後の騒動により、彼が本当に無反省で、藤子・F・不二雄の盗作を続けていたことは確定的になりましたね。恐らく、内心は『はいはいうるせーな』程度にしか思っていなかったのでしょう」(炎上研究家)

一度ならず二度までも同じ作家の盗作で炎上し、その無反省ぶりが明らかな橋爪氏。ネット上には

《橋爪悠也全然作風変えてないじゃん…4~5年前の謝罪はなんだったんだ。反省ゼロ》
《この人まだ藤子・F・不二雄先生のパクリやってんの?》
《橋爪悠也が認められる世の中どうかしてるぞ本当》
《古塔つみより橋爪悠也の方が厚顔無恥やし、ヤバいと思う》
《橋爪悠也が許されてるのって何でなんだ…?》
《ほんとやだ パクリパクリパクリ やめて持ち上げないで》

といった声が上がっているが、こうした怒りももっともだろう。

感性は人ぞれぞれとはいえ、明らかに似ている作風を「主観」で押し切るのは無理がありそうなものだが…。

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