芸能界の闇! 元『KAT-TUN』田中聖の逮捕でテレビ局に不審な動き…

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2月24日に逮捕された田中聖をめぐり、各メディアがザワついているようだ。

「田中はライブのために訪れていた名古屋市のビジネスホテルで、覚醒剤約0.164グラムを所持していた疑いで逮捕。しかし、当局の調べに対しては『分からない』と容疑を否認しています。彼は17年にも、知人に借りた車から大麻が発見されたとして逮捕されましたが、こちらは『車の所有者の物かもしれない』と証拠不十分で不起訴になっています。今回もこの路線で行くのかもしれませんが、尿検査で覚醒剤の陽性反応が出たとの報道があるので苦しいのでは」(芸能ライター)

彼の逮捕について、多くのメディアは「元『KAT-TUN』」という肩書で報道。これに対し、脱退から10年近くが経っていること、現在活動するメンバーに罪はないといった点から、現在の「KAT-TUN」ファンからは悲鳴が上がっていた。

悲鳴を上げたのは、田中の弟である田中樹が属する『SixTONES』のファンもだ。今も第一線で活躍する弟とかつての戦友に〝風評被害〟を及ばせたとして、多くの批判を浴びている。

田中家の闇が暴かれることを恐れたか

「この報道に関して、一部では事務所が『KAT-TUN』を生贄に使ったとのウワサがあります。何でも、ジャニーズサイドから、弟と弟の在籍する『SixTONES』には触れないよう懇願されたらしいとのこと。一方、『KAT-TUN』については特になかったそうで、ワイドショーでは『元「KAT-TUN」の田中聖容疑者が~』『かつてのメンバーは今も頑張っているのに』などとコメントする一方、『弟にも迷惑』『「SixTONES」がかわいそう』といった扱い方はなかったようです」(報道関係者)

他方で、ここに配慮した形となったのが日本テレビだ。

「日テレは亀梨和也が『Going!Sports&News』、中丸雄一が『シューイチ』と、共にニュースを扱う番組に出演中。今なおグループに留まる2人に、今は無関係な元メンバーの不祥事で風評被害を与えるのは酷だと判断してか、『元KAT-TUN』ではなく『元アイドル』という表現を使っていました。しかし、こうした措置も所詮は小手先で、やるなら〝容疑者〟という呼称から改めるべきでしょう。推定無罪の原則で、まだ罪が確定していない人をさも悪人のように扱うのは人権上問題ですし、脳科学者の茂木健一郎氏も今回に関して、伊藤健太郎、鬼束ちひろ、高樹沙耶の時と同様〝容疑者〟呼び報道を一貫して批判しています」(人権活動家)

反政府的な姿勢、フェイクニュース、芸能事務所による民放の株式取得…。日本のマスコミを浄化するにはまだまだ時間が掛かりそうだ。

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