実写版『鋼の錬金術師』続編に大激怒「絶望しかない」「鋼のメンタリスト」

山田涼介 

山田涼介 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

史上最低の実写作品のひとつとして、かつて原作ファンから猛批判を食らっていた伝説の迷作映画『鋼の錬金術師』。しかし、不評をものともせず〝続編〟を公開するということで、再びネット上で批判の声が続出している。

同作は荒川弘の同名大人気漫画を実写化した作品。続編は〝完結編〟と題し、2部作構成で公開されるとのこと。前編の『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』は5月20日、後編の『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』は6月24日に公開予定である。今回の完結編では原作の最終話までが描かれ、ついに実写版にピリオドが打たれるという。

前作で主人公のエドワード・エルリックを演じていた『Hey!Say!JUMP』山田涼介の続投も決定し、さらに監督も曽利文彦が引き続き務めることに。そして完結編で新たに登場する、エドの命を狙う男・スカー役に俳優の新田真剣佑が抜擢。また物語の重要人物である大総統キング・ブラッドレイはベテラン俳優・舘ひろしが務めるなど、豪華なキャスティングも発表された。

出演者とスタッフは鋼のメンタル?

「前作の『鋼の錬金術師』は、過去に例があまりないほど炎上した作品といっても過言ではないでしょう。そもそも人気漫画の実写化自体が炎上の火種となりますが、同作はキャスティングやメークに衣装、映画の内容やセリフなど、全てのクオリティーが低く、猛批判を食らうことに。これだけ叩かれていたのに続編の制作に踏み切るとは、自ら叩かれに行っているとしか考えられません。前作の反省を生かしてくれると良いのですが…」(芸能ライター)

完結編の公開に対し、もちろんファンは大激怒。また真剣佑の起用などもイメージと違ったようで、ネット上には、

《もう絶望しかない》
《続編なんて望んでないし。しかもスカー役が新田真剣佑、全然違う》
《前作、完全にアレだったのに続編を二部作でやるとか。まさにメンタル鋼》
《ハガレン続編? 絶対に許さない。広告とかCMで観る羽目になるの? お願いだから止めてくれ》
《ハガレンこと鋼の錬金術師の実写化続編。心を痛めるような話題が多い今の世の中に大きな「笑い」を届けてくれそうですね。棒読み大根山田涼介とNTR新田真剣佑の対決楽しみだわ》
《前作のあの評判で続編を作れてしまう鋼のメンタル》
《ハガレンファンから嫌われに嫌われたのに、まだ続編するの? 鋼の錬金術師じゃなくて鋼のメンタリストじゃん…》

など怒りの声が殺到している。

もはやファンの意見には目もくれず、我が道を突き進む実写版「鋼の錬金術師」。批判にも屈しないその姿は、まさに〝鋼〟という言葉が相応しいのかもしれない。

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