マツコ・デラックス　画／彩賀ゆう　（C）まいじつ　

自身の潮時についてたびたび持論を語り、定期的に引退説が流れるタレントでコラムニストのマツコ・デラックス。その真偽は眉唾だが、またもそうしたウワサが再燃している。火種となっているのは、マツコの冠番組である『マツコの知らない世界』（TBS系）だ。

「同番組はコロナ禍に入って以来、過去の放送を繋いだ総集編のような放送がメイン。新録された回はほとんどなく、逆に珍しいほどになっています。この理由として最も有力なのが感染対策。マツコはもし感染すると重症化リスクの高い肥満体型なので、〝万が一〟を考えて収録回数を減らしていると言われています。全国各地から一般の有識者を招く性質上、ウイルスを運んで来ないとも限りませんからね」（バラエティー関係者）

こうした奇異な現象が見られるのは、同番組だけではない。

「『知らない世界』に加え、最近は『月曜から夜ふかし』（日本テレビ系）も再放送をしていたことがあり、ネット上では『マツコに何らかの事情があって収録できないのでは？』という説が急浮上しています」（同・関係者）

原因は感染対策と見せかけて…

確かに、あの体型を考えれば、感染には人一倍慎重になるだろう。しかし、同じくマツコのレギュラー番組にして同番組より出演者の多い『マツコ会議』（日本テレビ系）や『週刊さんまとマツコ』（TBS系）がそうなっていない辺り、原因は感染対策以外にあると見るのが自然。やはり、マツコ自身にモチベーションがないのではないかと言われているそうで…。

「『知らない世界』はレギュラー出演者が彼女1人しかいないため、裁量も大きなものがあります。鶴の一声で『休みたい』と言えば、収録しないことも可能なのです。やはり、かねがね呟いている引退の二文字が、いよいよ現実味を帯びてきたのでしょう。貯金はもう10億円はあると言われていますし、公私に渡る仲間だと思っていた有吉弘行が結婚したことで、これまで以上に孤独感に苛まれているのでは」（テレビ局幹部）

マツコの番組を楽しみに待つ人にとっては、何とも悲しい話だが…。