ryuchell“息子の名前”の由来に賛否「好感もてる」「理解できない」

りゅうちぇる 

りゅうちぇる (C)まいじつ

モデルのpecoを妻に持ち、かつてカラフルファッションと破天荒な言動で一世を風靡したタレントのryuchell(りゅうちぇる)。彼が『朝日新聞』のインタビューで息子の名前の〝由来〟について明かしたが、ネット上では賛否の声が上がっている。

今回のインタビューでは、3歳になる息子の名前について取り上げられることに。ryuchellは大人気ミュージカル映画『ヘアスプレー』に登場する人物を、息子の名前にしたと語る。同作は、アフリカ系住民への差別が激しかったアメリカの田舎町を舞台に、主人公たちがダンス番組で差別に抗議する姿を描いた作品だ。

この映画の内容から、息子に〝人種差別〟や〝偏見〟といった要素を「考えて欲しい」という願いが込められていることを明かす。また自身が受けてきた他者からの偏見や差別に対する思い、さらに現在騒がれる〝多様性〟に関しても持論を展開していた。

子どもは自分を映す鏡なのか…?

偏見や差別に対して熱弁し、息子の名前の由来まで明かしたryuchellに、

《「多様性」が認められる世を願う一方で、「何でも好き勝手ということではない」ということも発信してくれている点が、とても好感もてました》
《すごく優しい人だなっていつも思っていました。他人を傷つけるようなことは言わないように考えて発言されているというか》
《人にすごく向き合う人だと感じる。何故?ってことで口を挟んでくる赤の他人が沢山いるだろうけど、子どもときちんと向き合い接してあげられることのできる親だと感じる》
《TVで初めて見た時、また飛んじゃってる人出てきたな…。と思っていましたが、若いのに考えがしっかりしてる方だな。優しい方なんだろうな。と知れば知る程印象が変わりました》

といった感動や感心する声が上がっていた。

一方で〝自身の主張〟を名前にするというセンスに抵抗感のある人も多く、ネット上では、

《子どもの名前は、親の主張をする場所ではないんだよな…》
《子どもに人種差別やいじめ問題を考えて欲しいなら、日頃の対話や育て方で済む話で、子どもに一生背負わせるものではない》
《選択権のない子どもに背負わせる類のものではないと思います》
《何で多くの人は、名前=子へ託す思いのみで考えちゃうんだろう》
《自分の想いを強制的に背負わせるのは理解できない。賛同の声があったとしても、それに酔わないほうがいい》
《自分が小学生だったとして、親に由来を聞いて「お前に差別や偏見を持った人間にならないでほしくて名付けた」と言われたら、ちょっと引く》

などの否定的な意見も続出している。

「もともと彼は〝りゅうちぇる〟の名で活動していましたが、昨年11月に〝ryuchell〟へと改名しています。その理由は事務所からの独立が大きく関係しているようで、心機一転と共に、英語の方が〝画数〟が良かったからと明かしています。自分の改名はそこまで深い理由がないわりに、子どもには〝重い名前〟を付けることに疑問を感じる人も見受けられました。子どもに差別や偏見を教えるという理由ならば、自分の名前を改名する時に変えればよかったようにも思えますね。名は体を表すと言いますし、まずは自分の名前で手本を見せるべきだったのかもしれません」(芸能ライター)

否定的な声も多いが、ryuchellが子どもに対して真剣に考えていることは事実。これだけ愛情を注いでいれば、自分の信じた道を進むryuchellに似た〝心優しい子〟に育つことだろう。

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