陣内智則が3月6日放送の『R-1グランプリ2022』(フジテレビ系)で審査員を務めた。審査基準を明かしたが、これが視聴者の間で物議を醸している。
ファーストステージには8名が登場し、最終決戦に進出する上位2名を決める。お笑いコンビ『金の国』の渡部おにぎりがトリを務め、全員のネタが終了した。
ZAZYが464点でトップに立ち、勝ち残りが決定。しかし、渡部おにぎり、お見送り芸人しんいち、吉住の3人が463点で2位に並んでいた。
改めて、審査員による投票で3人の中から1人のファイナル進出者を決めることに。陣内は「得点では決まってるんですけど、『もう一回見たい』ってことでもあるんですよね?」と司会の『霜降り明星』の粗品、せいやに質問。粗品から「さっき書いた自分の得点と違くても大丈夫です」と返答を得て、スケッチブックに名前を書き込んだ。
投票理由は「ピン芸人」だったから?
審査員5人のうち、ハリウッドザコシショウ、『マヂカルラブリー』野田クリスタルがしんいち、小籔千豊とバカリズムが吉住に投票。そして最後に陣内が発表したスケッチブックには、しんいちの名があった。ピン芸人のしんいちが3票を獲得し、決勝に進むことが確定した。
その後、粗品らに促され、審査員たちは渡部のネタを改めて講評した。陣内は「見ててワクワクした」とほめたものの、「ここに並んだときに、ごめんなさい、ピン芸人ということで、ピン芸人を次に見たくなっちゃったんで、僕はしんいちにいきました」と述べた。
視聴者は陣内の発言に反応。お笑いユニットの一員であるか、ピンで活動しているかを審査の基準にすると、出場した芸人が気の毒になると指摘している。
《陣内のコンビ芸人激下げ発言確認しました!》
《面白さで競うという根本が揺らぐ発言を審査員がしちゃいけないでしょうよ。それを言われた側の気持ちを考えると居た堪れないわ》
《それは出場してるコンビ芸人に対して失礼じゃない?》
《陣内、コンビかピンかで決めたんかい》
それだけ審査が難しかったと言いたかったのだろうが…。