東野圭吾原作映画で主演決定の木村拓哉に「不安要素」

画/彩賀ゆう (C)まいじつ

元『SMAP』の木村拓哉が、東野圭吾氏の同名小説が原作の映画『マスカレード・ホテル』(2019年公開予定)の主演に決定した。しかし、映画関係者によると「木村にとっては、いい話ばかりじゃない。結構、危険な橋を渡ることになる」という意見がある。

「東野圭吾の作品というと、2013年に公開された二宮和也主演の『プラチナデータ』とどうしても比較されてしまいます。プラチナデータで二宮はかなり高い評価を得ました。木村と二宮は来年公開の『検察側の罪人』で共演することから、必ず観客動員の人数でも演技でも比較されます。映画界には『東野原作は観客動員数を裏切らない』という定説があり、木村たちもこれに乗っかろうとしたのでしょうが、ことはそう簡単に運ばないでしょう」(同・関係者)

原作はシリーズ累計で275万部を誇る。そうした作品に対して木村は、それなりにプレッシャーを楽しんでいるようだ。木村は連続殺人の舞台となるホテルに、ホテルマンとして潜入捜査を敢行する警視庁捜査一課のエリート刑事の新田浩介を演じる。「新田の職業は刑事ですが、ホテルマンでもあるので、そのバランスが非常に面白いと思っている」と、役柄の魅力を語った。

映画の監督を務めるのは、木村も出演していた『HERO』シリーズも手がけた鈴木雅之氏。映画業界的には“互いに知り尽くしている”というふたりだ。撮影はすでにスタートしており、長澤まさみが共演することも発表されている。

「いま長澤は映画界では“至宝”といってもいいくらい演技が上手で、最も脂が乗っています。映画をヒットさせるために、欠かせないキャスティングです」(同・関係者)

 

木村に繊細な役柄を演じきることができるか

東野圭吾原作に長澤まさみという人気映画になる要因は十分に揃っている。だが、まだ不安要素があるのだという。

「東野作品と木村との相性が心配です。東野作品に出てくる刑事はナーバスで聡明でなければならない。『新参者』の阿部寛も、『ガリレオ』の柴咲コウも、神経質で賢い一面が上手く出ていました。木村も演技力でうまくそうした一面が出せればいいのですが…」(同・関係者)

映画スタッフからすれば、長澤に木村の別な一面を引き出してもらいたいという期待があるのかもしれない。

「木村は何を演じても清潔感あふれる熱血漢になってしまいます。清濁合わせて飲む人間味あふれる役を演じるために、今回は長澤という引き出しのたくさんある女優と組むことができた。木村は“進化”するための正念場を迎えるでしょう」(同・関係者)

ジャニーズ事務所を退所した稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾らは、快調に芸能活動している様子が報道で伝えられている。元SMAPとして比べられるのが木村の運命だ。はたして、結果はいかに。

 

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