西島秀俊　画／彩賀ゆう （C）まいじつ　

3月6日、俳優・西島秀俊が主演を務める2クール連続ドラマ『真犯人フラグ』（日本テレビ系）の第19話が放送された。ネット上では落胆と疑問の声があがっている。

同作の主人公は、運送会社課長・相良凌介（西島）。愛する家族のため一軒家を建てているマイホームパパだったが、突然、妻の真帆（宮沢りえ）と子どもたちが消えてしまう。

取り合ってくれない警察に落胆し、学生時代からの友人で週刊誌の編集長・河村俊夫（田中哲司）に相談し、失踪事件を記事にしてもらうことに。すると、最初は集まった同情が一変。「旦那が殺したんじゃないの？」と〝真犯人フラグ〟を立てられてしまうのだった…。

第19話では、第4話からずっと引っ張っていた、菱田朋子（桜井ユキ）の自宅にある〝押入れ〟の中身がついに明らかに。そこには、凌介の息子・篤斗（小林優仁）のズタズタに切り裂かれたユニフォームがはいっており、菱田は自身の息子・清明がイジメに関与してしまったことを隠すために、今まで狂気的な行動をしてごまかしていたという。

「実はウソをついていました」の連続で…

しかし、これまでの描写と全く一致しない押し入れの中身の真相には

《押し入れの中にがっかり…》
《あれだけ引きずって押し入れの中ユニフォームかぁ…》
《押し入れの中、全然見せてもらえなかった我ら視聴者。2クールも引き伸ばされたのに、見応え無さすぎた、何あれ》
《納得いかねー！ キヨくんが包丁持っておびえていたのが破れたユニフォームなんて》
《菱田さん家の押し入れの中身分かったけど、キヨ君が包丁を持って怯えていたのはなんで？》
《押し入れの中が明らかになったけど、どう考えても清明が包丁を向けるようなものじゃないんだよな》
《引っ張るだけ引っ張ってショボすぎた。 あんなもんでキヨくんがびっくりする!?》

といった落胆と疑問の声が。あまりにショボすぎるうえに辻褄があわないため、中身が変えられている可能性があるかもしれないが…。

「押し入れの中身が実はすり替わっており、〝菱田の証言が全部ウソでした〟というのはサスペンスとして最悪。ウソをつけばなんでもアリになるので、考察もクソもありません。しかし実際このドラマ、後半に入ってから登場人物が『実はウソをついていました』の連続。まともに考察するだけ無駄なのです」（芸能記者）

次回の最終回も大荒れになりそうだ。