BUMP OF CHICKENファンがラッパーに激怒!「お前がそれ言うか」

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現在のラップシーンを代表する名古屋のラッパー・呂布カルマが、YouTubeで音楽に対する持論を展開。しかし、『BUMP OF CHICKEN』のファンから総スカンを食らっているようだ。

その日の配信で呂布は、視聴者からの質問に答える形で自身の音楽観について語っていった。

視聴者から寄せられたのは、「自分自身が中高生の頃に好んで聴いていたラップは、呂布から見てどう思うか」という質問。質問者がよく聴いていたラッパーには『ORANGE RANGE』や『nobodyknows+』、『KICK THE CAN CREW』が挙げられていた。

呂布は質問に、中高生の頃に聴いていた音楽自体が幼稚だとは思わないとコメント。しかし、その時の感性を引きずったまま、30・40代になっても当時の流行曲を聴いているのはナンセンスだと持論を展開する。

また、現在の流行曲としてAdo『うっせぇわ』や『NiziU』の楽曲を例に挙げ、「40(歳)前の友達とかが『うっせぇわ』めっちゃ聴いてて、車の中で『うっせぇわ』かけてたらマジで怒るけど」などと捲し立てる場面も。その後「今は聴けないようなバンドもあるし」「『BUMP OF CHICKEN』とかもう今聴けないし」と、アーティストを名指しで否定する場面もあった。

BUMP OF CHICKENは中高生向け?

この回答に対して、動画を見ていた視聴者から批判の声が殺到。SNS上には、

《ほんま言わんでええことまで喋るな》
《自分がその時代を通ってたはずなのに、ダサいとか幼稚とか言う意味がわからん》
《呂布カルマが「BUMP OF CHICKEN」は中高生向けでダサいみたいなこと言ってたけど、お前がそれ言うかよ》
《大人になっても歌詞を自分に重ねてたらイタイかもしれんけど、聴く分には自由やろ》
《あなたがやってるラップも中高生向けですけど…?》
《あえてバンプを例に出したのは嫉妬ですか?》

といったコメントが続出している。

「例に『BUMP OF CHICKEN』を出してしまったことで、根強いファンからの指摘が続出してしまいましたね。今でも大人気の『BUMP OF CHICKEN』ですが、全盛期と呼べるのは『天体観測』をリリースした2002年頃でしょう。当時中高生だったのは、現在のアラサー・アラフォー世代のため、今年39歳の呂布は世代ど真ん中のはず。にもかかわらず、アラサーたちの青春を否定するコメントをしてしまったため、炎上騒ぎになってしまったのでしょう」(音楽ライター)

音楽の好みや価値観は人それぞれ。流行りや周囲の目を気にせず、自分の好きな曲を聴けば誰も不幸にならないはずなのだが…。

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