バカリズムが陣内智則を全否定?『R-1』審査コメントが「陣内に刺さってる」

バカリズム 

バカリズム (C)まいじつ 

3月6日に開催された『R-1グランプリ 2022』(フジテレビ系)で、ピン芸人のお見送り芸人しんいちが優勝を果たした。今大会で初めて審査員を務めたバカリズムが、隣席の陣内智則を全否定したのではないかと話題になっている。

初っ端から審査で波乱が起こった。トップバッターのkento fukayaの採点をめぐり、陣内とバカリズムの評価が真っ二つに割れたのだ。kento fukayaは特大のフリップを何個も使ったネタで、フリップをめぐりながら、その絵にツッコんでいくオーソドックスなスタイル。しかしフリップの使い方に目新しさがあり、笑いを十分に取っていたことから評価は上々に。

陣内、小籔千豊、ハリウッドザコシショウ、『マヂカルラブリー』野田クリスタルの4人はいずれも90点以上の高得点を付け、特に93点を付けた陣内は審査評で「フリップの可能性がここまできたか。トップバッターで盛り上げてくれた」と絶賛。しかしバカリズムは84点と厳しい点数を付け、「見せ方も凝っていて面白かったんですけど、舞台上の本人以外の要素がちょっとあまりにも多すぎる。音声とイラストの割合が多かったかな」と採点した。

その後もバカリズムは、イラストやフリップ、音声で笑いをとるZAZYや寺田寛明を低く採点する徹底した審査姿勢を貫き、喋りや演技で笑わせた吉住や『金の国』渡部おにぎりを高く評価していたのだが…。

「陣内に刺さる批評をするバカリズム」

「〝舞台上の本人以外の要素〟が大きいネタといってまず思い浮かべるのは、まさに陣内です。彼のネタは映像や音声にツッコんでいくだけのスタイル。バカリズムが評価しないタイプのど真ん中のネタですね」(芸能記者)

陣内の真横で、彼のネタをぶった切ったバカリズムに、ネット上では

《バカリ辛口採点やなぁ。ええぞ。その採点基準聞いてる陣内どんな気持ちなんやろ》
《僕の個人的MVPは「ちょっと舞台上の本人以外の要素が大きすぎたというのが正直なところですね」と陣内さんの前で言ったバカリズムさんです》
《バカリズムのコメントの「本人より舞台上の要素とか音声が強すぎた」って審査員の陣内に刺さってるよな》
《陣内に対する皮肉にも聞こえる》
《イラストとか音とか本人以外の要素が多すぎて減点と隣にいる陣内に刺さる批評をするバカリズム》
《バカリズム「本人以外の要素が大きかったかな、と」 …陣内批判?》

といった声が上がっている。

しかし、バカリズムの審査基準が正しく、陣内のネタスタイルが間違っているということでもない。さまざまな観点で審査をするからこそ、審査員が5人いる意味があるのだろう。

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