実は廃棄リサイクル品!? SFチックな謎玩具「デンシンテープ」

10月23日は電信電話記念日です。1869年のこの日に、東京~横浜間の電信線架設工事に着手したことにちなんでいるそうです。

電信といえば、1960年代のSFアニメ・特撮番組創成期から1970年代初頭の第2次怪獣ブームあたりまでは、コンピューターが電信テープをカタカタと打ち出しているシーンがよく描かれていました。あの穴の開いたテープはデジタルで未来的な“データ送受信”を表現するにはうってつけだったのかもしれません。いまとなっては何だか懐かしいですよね。

例えば、『ウルトラマン』で科特隊の通信係・アキコ隊員が普通の人には理解不能な穴だらけのテープをスラスラと読み上げるシーン。子供心にあの姿の何とカッコよかったことか。

そんな子供の気持ちを敏感に察知したのか、1960~1970年代ごろ、企業などで不要になった電信テープの側面に派手な色彩を施したものが、子供の遊び道具として発売されていました。それが、この『デンシンテープ』です。

こんな台紙に貼り付けられて駄菓子屋で1個10円ほどで売られていました。

恐らく元はタダ同然で入手した廃棄品でしょう。なかなかうまい商売を思い付いたものです。しかし、売れたかどうか…。

当時、わたしも廃棄品だとは知らずについ買ってしまったものの、ただの穴の開いたテープですからねぇ…どうやって遊んでいいかわからず、途方に暮れました(笑)。友達の間ではやった記憶もありません。1970年代中ごろには消えていた、時代のあだ花的な玩具でした。

近代科学(未来)の象徴だった電信テープもやがて廃れた技術となり、子供に見向きもされなくなるとは…時の無情を感じます。

家には機械が壊れて再生できないビデオテープやLDがたくさん残っていますし、技術とはそういうものなのでしょう。

それにしても、この『デンシンテープ』にはどんなことが記録されているのか? いま解読したら意外な事実が見つかるかもしれません。もしかして50年を経たことで、ただの廃棄品リサイクル駄玩具がロマンあふれる昭和遺産になっちゃったりして。

(写真・文/おおこしたかのぶ)

 

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