黒木華『ゴシップ』ツッコミ不可避の展開に「はぁ?」「おかしい」

黒木華 

黒木華 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

3月10日、俳優・黒木華が主演を務める木曜22時の連続ドラマ『ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○』(フジテレビ系)の第10話が放送された。そのガバガバすぎて無理のある脚本に、視聴者からツッコミが殺到している。

主人公の瀬古凛々子(黒木)は、大手出版社が運営するニュースサイト『カンフルNEWS』の編集部員。空気が読めず、共感性もないが、与えられた任務である「PV(ページビュー)数を伸ばす」ためには手段をいとわない。そんな凛々子が「PV数を伸ばす」ために取材して記事を公開することで、世の中に不必要だと思っていたネットニュースの仕事が、少しずつ意味のあるものに変わっていく…。

第10話では、『永鳥社』が主催する『永鳥新人文学賞』においてデキレースがあったのではないかという疑惑を追うことに。大賞を受賞したのは元タレントの安藤トモだったが、彼女が所属している芸能事務所社長・阿万野久二夫(津村和幸)が、受賞者の決定権を持つ審査委員長であり作家の結城玄(河野達郎)に賄賂を渡した可能性があるのだという。

天才小説家を完コピして続編を書く妻

凛々子がこの件を調べると、複雑な事情が判明。まず、結城は3年前に急に視力が悪くなったため、作家業を引退状態だった。そこで結城の妻・美波(鈴木砂羽)が彼に代わり、真似して小説の続きを書いてみたところ、違和感のない傑作が完成。結城も妻の小説を見て、これからも自分の代わりに書いて欲しいと懇願。だが、このことが阿万野にバレてゆすられ、出来レースに加担するしかなくなった…というのだ。

ツッコミどころしかないこのストーリーに、ネット上では

《目が見えなくても口述筆記で小説は書けるやろ》
《目が見えない→書いたものを見せた はぁ?》
《奥さんの才能ヤバすぎんか》
《あんたが真似なくても、言われた事を書き起こせばいいだろう》
《奥さんが入力してあげるだけでいいのに、なんで小説作り始めちゃったのw》
《視力とともに文才まで消えたのか?》
《書く意欲がないなら休筆すればいいだろ》
《見えない人が、代筆を見せられて納得っておかしい》

といった声が殺到した。

同作は脚本家が複数おり、傑作と言われる回もあれば、今回のような回も…。果たして次回の最終回はどうなるのだろうか。

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