西島秀俊“おにぎり”を映画館に持ち込みか…「ルール違反じゃないの?」

西島秀俊 

西島秀俊 (C)まいじつ 

第45回『日本アカデミー賞』の授賞式が3月11日に開催され、映画『ドライブ・マイ・カー』で最優秀主演男優賞を受賞した俳優・西島秀俊が登壇した。その中で発した「おにぎり発言」が、ネット上で物議を醸している。

司会の俳優・長澤まさみから「映画愛が強すぎて、ご飯を食べる時間がもったいないから、おにぎりを持って映画館に行っていたと聞きました」と振られると西島は、「僕、仕事が無い時期が長かったんですよね(笑)。でもそういう人は結構います。おにぎり持って劇場にいる人」と明かす。

続けて、「みんなでとった賞だと思います。今、世界が混乱していていろいろな繋がりが切れていますよね。でも、今日は3月11日ということで、人との繋がり、魂の再生を描いた映画でこうして賞を頂いたことは大きな意味があるのではないかと感じます」と受賞を喜んだ。

西島ファンからは、今回の受賞に対して祝福の声が上がった。しかし一方、西島の〝おにぎり持参〟発言に対し、ネット上では

《西島秀俊は映画館におにぎり持ち込むって言うてたけどルール違反じゃないの?》
《西島さん映画館へのおにぎり持ち込み公言しちゃって大丈夫…? 長澤まさみもなんでそんな話を振るんだろ…》
《映画館におにぎり持ち込みしていいの? 他で買った食べ物持ち込みって普通ダメじゃないのかな》
《映画館は売店以外の持ち込みは禁止なんですけど…俳優を仕事にしている人がそんなことするのはガッカリです》
《聞き捨てならない発言があったな。時間がもったいないなら、映画館におにぎり持ち込みじゃなくてホットドッグでも買い込んでくれ》

など、物議を醸している。

現代では考えられない映画館の環境

しかし一方で、西島の話を昔のことだと擁護する人も多く、インターネット老人会からは

《そもそもシネコンの食べ物持ち込み禁止ってルールが意味わからん》
《最近の大手シネコンしか知らず、かつてのしょぼい単館だと板チョコやチョココーン、ポッキーとかしか置いてないの知らない層なんだろうな…》
《昔の映画館は食べ物持ち込みOKだったんだよ。何ならタバコを吸ってた奴もいたよ。ただ、マナーが悪い奴も紛れてて、映画館に迷惑かけたから、今のように色々ルールが出来たんだと思う。おにぎりは別にいいと思う。西島秀俊さんと同年代だからめちゃわかる》
《子どもの時はマクドか、お菓子持ち込んでジュースだけ映画館で買うとかが当たり前だったな~》
《映画館の収益が~、大衆の前に出る人が~とかいう人いますけど…自分が持ち込みOKな映画館に入ったことがないだけで他の世界を知らないだけだよね》

といった声も上がっている。

「西島が映画館におにぎりを持参していたのはまだ20世紀の頃で、当時は持ち込み禁止にはなっていませんでしたね。その後、90年代後半になって、映画館の利益確保や、ゴミ処理の簡素化、処理費用を軽減するために飲食物の持ち込みが禁止されるようになりました。今の若い人には信じられないでしょうが、かつては喫煙も可能でしたからね。まだ売れる前の西島がおにぎりを持参していたというのは本来であれば微笑ましいエピソードなのですが、まさか長澤にいきなり暴露されるとは、西島も焦ったのではないでしょうか」(映画ライター)

今や超売れっ子俳優となった西島なら、売店の飲食物を大量購入して、映画を鑑賞していることだろう。

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