『真犯人フラグ』不要キャストの多さに不満続出!「最後までギャグドラマ」

西島秀俊 

西島秀俊 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

俳優・西島秀俊が主演を務める2クール連続ドラマ『真犯人フラグ』(日本テレビ系)の最終回・第20話が3月13日に放送。〝不要なキャスト〟の多さに、ネット上で不満の声があがっている。

同ドラマは、2019年放送のドラマ『あなたの番です』(同系)の原案を手掛けた秋元康氏が企画・原案を務め、同じスタッフが制作するオリジナルミステリー。妻子失踪がきっかけで、日本中から疑惑の目を向けられた主人公・相良凌介(西島)が真犯人捜しに奮闘する。

最終回では黒幕が、凌介の親友・河村(田中哲司)だったことが発覚。河村は凌介の部下である二宮瑞穂(芳根京子)を犯人に仕立て上げようとするも、SNSに投稿されていた小説原稿をもとに、〝難読漢字〟に気づいた凌介から真犯人だと指摘される。

すると河村は吹っ切れたように、犯人であることを自白。これまでの失踪事件の経緯を語り始め、凌介の妻・真帆と不倫関係にあった林(深水元基)のことや、さらに真帆を殺したことを明らかにしていった。

ドラマ最後で、残された相良一家が新居での生活を始めるシーンがあり、登場キャストたちのその後についても一挙に描かれた。また、最終回で事件の真相を考察する情報番組に出演していた、たまるよしこ(椿鬼奴)が、凌介の親友の妻であることや、コメンテーターの雫石千春(小松利昌)が、大学時代のバイト先の先輩だったことが明かされるなど、次々と〝伏線回収〟がされていった。

後付け設定が多すぎ…サスペンス要素は0?

しかし、最終回になってドタバタ展開が多く、不要なキャストが多すぎることを指摘する声が続出。実際に視聴者からは

《日野の妻が鬼奴ってのはここ見てから後付けで作った設定なんじゃないかと思ってしまった》
《テレビでコメントしてた雫石1話からずっとでてたけど、ほんとになんの意味もない配役だったのね くだらな》
《会社の後輩なんだったんや…部長との恋愛要素まじでいらん。最後までギャグドラマでクソ》
《日野の嫁=鬼奴 の設定必要? てか日野の役割も不明瞭》
《アイスピックで太もも刺された日野、親友認定されてなくてかわいそうすぎる》

といったツッコミがあがっている。

「結局、最後まですべての伏線回収はされませんでしたね。それに加え真帆の不倫シーンを〝Hulu商法〟に充てるなど、視聴者からブーイングが殺到しています。同ドラマは、サスペンスであるにもかかわらず、同僚間の恋愛シーンや、映画『マトリックス』を模したかのような謎の戦闘シーンなど、ギャグシーンが多く盛り込まれていました。そうしたシーンや重大な要素が1つも無かった不要なキャストを削っていけば、最終回でアンチを黙らせるシナリオに持っていけたでしょう。結論、予想通り『あな番』の反省が生かされていないグダグダドラマになってしましました」(芸能記者)

仮に次回作が放送されるならば、無駄なギャグシーンがいくつあるのか、ネット上で大喜利大会が始まることだろう。

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