
小栗旬 (C)Eugene Powers / Shutterstock
俳優の小栗旬が、内輪ウケの悪ノリで批判を集めてしまった。
小栗は3月11日に開催された『第45回日本アカデミー賞』授賞式に出席。映画『花束みたいな恋をした』で話題賞・俳優部門を受賞した菅田将暉のプレゼンターとして登壇した。
ここで小栗がしていた格好は、放送中のドラマ『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系)で菅田が演じているアフロヘアの主人公・久能整。髪型とファッションを完コピし、「たまたま撮影中のドラマの現場からそのまま来たので」と菅田になりきったコメントでウケを狙った。
その後、菅田は自身のツイッターを更新し、「おめでとうございます! ありがとうございます」と受賞式のオフショットを公開。そこには菅田になりきった小栗とのツーショットもあり、実に8万以上もの〝いいね〟を集めたのだった。
おめでとうございます!ありがとうございました!#日本アカデミー賞 pic.twitter.com/qxRshbnT2Y
— 菅田将暉 (@sudaofficial) March 11, 2022
「飲み会の何次会?」「内輪の自己満」と冷笑
会場・菅田の反応を見るに、同業者の間ではウケた様子のこのネタ。しかし、ネット上では「内輪ネタ」「悪ノリ」などの冷めた意見が寄せられることとなる。SNSや掲示板には、
《くっだらねえ》
《日本アカデミー賞って、 完全なる内輪の自己満大会》
《飲み会の何次会?って感じだしあまりにも内輪ネタすぎて無理》
《まじでつまらな… 東宝松竹東映の忘年会かよ》
《そこはメカゴジラで来いよ》
など、厳しい反応が並んだのだった。
「共感性羞恥を感じる内輪ノリは、福田雄一監督の世界観を彷彿とさせますね。小栗は映画『銀魂』『新解釈・三國志』、ドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)といった福田作品に数多く出演しており、ムロツヨシと並んで監督から信頼を寄せられている『福田組』の一員。しかし、福田作品は悪ノリやウケ狙いが寒すぎると数多くのアンチも抱えていますから、ムロと同様に『ノリがしんどい』『痛々しい』などの批判を浴びるのもうなずけます。今回は特に、日本アカデミー賞という晴れ舞台を私物化したのですから当然でしょう」(映画評論家)
「朱に交われば赤くなる」ということか…。