『DCU』視聴率が高すぎ? クソドラマ評もなんのその「本当に謎だわ」

阿部寛 

阿部寛 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

3月13日、阿部寛が主演の日曜劇場ドラマ『DCU』(TBS系)第8話が放送された。相変わらず視聴率が無駄に高いことに、ネット上では疑問の声があがっている。

同作の舞台は、海上保安庁に新設された水中事件・事故を捜査する「DCU」。海上水域だけでなく、警察では捜査困難な河川や湖など、あらゆる水中に潜り、隊長の新名正義(阿部)らが、水中未解決事件を解明していく。

「『DCU』はハリウッドの制作チームとの協作とあって、前評判はすこぶる高かった。実際、世帯平均視聴率は初回から16.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)とロケットスタート。その後、すぐに化けの皮が剝がれ、〝クソドラマ〟との指摘が寄せられることになりましたが、最新の第8話は14.6%と数字が全く落ちないのです」(芸能記者)

マンネリドラマが高視聴率?

好調をキープし続ける同作に、ネット上では、

《日曜劇場のターゲットのおじさんたちは感動してるのかな。視聴率はいいんだもんね…視聴率って本当に謎だわ》
《こんなんだけど大河より視聴率があるんだね》
《中身関係なく数字を取る日曜劇場×阿部ちゃんパワー凄い》
《これで今クール視聴率トップとか…韓国ドラマとの差は開くばっかだな…》

といった声があがっている。

「『ドクターX』や『相棒』、『科捜研の女』(すべてテレビ朝日系)などシリーズものが高視聴率なことからわかるように、ドラマで数字をとるためには、母数の多い高齢者向けのマンネリ感が不可欠。日曜劇場は毎クールごとに作品は違えど、やっていることは勧善懲悪の水戸黄門的なストーリーの繰り返し。この安心感がウケて、高い視聴率を記録しているのでしょう」(同・記者)

あと十数年は、同じ手法で高視聴率をとり続けそうだ。

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