ドクターX新シリーズ好発進も「マンネリ」で視聴者離れか

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10月12日に放送された女優の米倉涼子が主演する連続ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)は、平均視聴率20.9%を記録した。

「制作陣はまず、第一関門を突破したという気分でしょう。しかし、テレビ朝日の上層部からは『いつも大門がピンチに陥って窮地を切り抜けるパターンは、安心感と表裏一体。違うパターンの物語構築も考えようじゃないか。テコ入れを急げ』という指示が出たようです」(芸能関係者)

初回は午後10時9分まで放送時間を拡大し、番組終盤の午後10時過ぎに瞬間最高視聴率が出た。しかし、マーケティングの結果では「やや飽きられつつある」という結果が出ている。シナリオ再構築は転ばぬ先の杖だ。

米倉の「わたし、失敗しないので」、「医師免許がない仕事はいたしません」という決め台詞で人気のこのドラマシリーズは、今回で第5弾目。前シリーズで失脚した東帝大学病院長の蛭間重勝(西田敏行)に代わり、“患者ファースト”を掲げる新院長の志村まどか役に大地真央が登場した。早速、初回の放送から大門と丁々発止のやり取りを繰り広げている。

 

同じ展開が続き飽き始めた視聴者も

「大地は初回放送からいきなり、これでもしお役御免ならもったいないというほどの存在感を示しました。このドラマシリーズにはいないタイプのクリーンなキャラクターで、捲土重来を期して再登板もあり得るでしょう。とにかくこのドラマの課題は、大門が“強過ぎて”敵がいないことですから、大地が悪役となって帰ってきてもいいと思います」(同・関係者)

大門が権威を笠に着て偉そうなことを言う連中を、手術の実力でねじ伏せていく点こそがこのドラマの醍醐味だが、大門の強さに比例して巨悪にもより強大さが求められている。

《どのシリーズでも展開が同じ》
《失敗しそうで失敗しないことが分かっている》
《永遠に繰り返される勧善懲悪劇》

SNSではこういった手厳しい意見も並んでおり、飽きてきている視聴者がいることも確かだろう。

「作品に変化を加えるという意味では、今後は草刈正雄が演じる、日本医師倶楽部会長の内神田景信がキーとなっていくはずです。大門が勤める東帝大学病院を引っかき回していく方向に脚本が進んで行くでしょう」(同・関係者)

このまま、「失敗しないので」は続くのだろうか。

 

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