『ミヤネ屋』打ち切りの可能性? ウクライナの地図をロシアと誤表記して大炎上

宮根誠司 

宮根誠司 (C)まいじつ 

これまで多くの炎上騒動を巻き起こしてきた、宮根誠司が司会を務める情報番組『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)。3月15日の放送では、国際問題に発展しかねない放送事故が発生してしまい、ネット上でバッシングが殺到している。

この日の番組では、ロシアによる侵攻から逃れてきたウクライナ難民について特集。読売テレビの福井陽太記者が、ウクライナの国境付近に所在するポーランド南東部の町・コルチョバに赴き、現地の様子を生中継で伝えていく。

中継映像に切り替わると、画面の左下に世界地図が表示されたのだが、なんと〝ウクライナをロシアと誤表記〟していたのだ。この誤った表記の世界地図は画面に3回にわたって表示され、その後は正しい地図に差し替えられることに。特集終了後には、澤口実歩アナウンサーが「先程画面に出た地図の表記の一部に誤りがありました。大変失礼いたしました」と謝罪していた。

なぜ間違えた? ありえないミスに批判殺到

しかし、ウクライナとロシアの名前を間違えるというあるまじき事態に、ネット上では、

《この局にウクライナの事を取り上げる資格は無い》
《たまたま生で見ていたが、複数回表示されていた。最初はあれ?って思ったら消えたが、しばらくして再び表示。そのあとまた消えて差し変わっていたが、すぐに謝罪は無かった。宮根誠司も中継画面を見ていたはずだが無反応だった》
《すげーな。「大変失礼いたしました」で済ませられる問題なのかね。番組関係者・番組責任者のみならず、はては社長自ら一言謝罪があっても良いレベルでは》
《この状況でこんな誤表記どういう流れでしてしまうの? 単純に不思議》
《大変失礼とかいうレベルの間違いではないでしょう。番組終了でも足りないかもよ》
《謝って済むというわけにはいかない問題です。ウクライナの国旗の代わりに、ロシアの国旗を揚げてしまったというくらいの大事件です。ウクライナ国の国家の名誉を棄損したのですから、放送倫理規定に違反しています》
《いずれロシアのものになるという考えがなければ、こんな地図存在しないと思う。雑な謝罪しかできないなら、番組を打ち切って欲しい》

などの批判が殺到している。

「不適切なテロップが原因で番組が打ち切りになった前例はあります。2011年には『別冊!ぴーかんテレビ』(東海テレビ)で、『セシウムさん騒動』がおきました。これは番組放送中、画面が急に岩手米プレゼントのテロップに切り替わり、当選者の欄に『怪しいお米 セシウムさん』『汚染されたお米 セシウムさん』と表示された放送事故。下請け会社が用意したダミーのテロップが映し出されたために起こったとのことですが、当然大きな問題に発展。最終的にはスポンサーが全社降板し、番組の続行は困難として打ち切りになりました」(芸能ライター)

ちなみに「ミヤネ屋」は、不適切なミスがかなり多い番組。2021年9月には、東京・池袋で起きた自動車暴走事故の被害者と加害者の名前を言い間違えてしまい、バッシングが噴出していた。

過去の失敗から学ばず、致命的なミスを犯してしまった「ミヤネ屋」。視聴者からの批判が噴出するのも当然だろう…。

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