ぼる塾・あんり“お笑い特番”欠席の理由は…?「素晴らしい」と称賛の嵐

(C)Roman Samborskyi / Shutterstock

お笑いユニット『ぼる塾』あんりの〝誕生日〟にまつわるエピソードが、ネット上で称賛を浴びている。

「ぼる塾」は3月15日深夜、関東では20日深夜に放送される『にけつッ!!』(日本テレビ系)に出演。千原ジュニア、ケンドーコバヤシとトークを繰り広げる中、過去の共演についてのエピソードが飛び出す。

ジュニアは、自身がMCを務めるバラエティー特番『千原ジュニアの座王』(カンテレ)で、「ぼる塾」に出演オファーをしたことを回顧。しかしこの時、あんりだけが収録を欠席したのだという。

ジュニアは当時、「『座王』来てなくて。『どうしたん?』って聞いたら…」と、あんりに欠席の理由を聞いたと振り返る。そしてその理由について、「誕生日で休みやってん」と、収録日があんりの誕生日だったため欠席したと明かしたのだった。

これにジュニアは「すばらしいと思う」と、感心したと心境を語る。あんりは収録当日、母親と一緒にランチをしたと言い、「誕生日にモノボケとか大喜利は絶対に無理と思って、マネジャーに言いました」と語っている。

親への感謝・記念日の尊重に称賛の嵐

これにネット上には、

《誕生日に母親と食事するのは、とても良いと思う。母親が何か月も大事にしてくれ、産んでくれたのだから、自分の誕生日に母親をねぎらうのは、理にかなっている》
《誕生日に休むことが素晴らしいというよりも、自分にとって特別な日だから休みたい!という日に休める環境が素晴らしいってこと》
《素直に良いことだと思う。芸人さんにもプライベートはあるし、内輪で楽しみたい事も有る》
《誕生日って自分にとっての記念日というより産んでくれた母にとっての記念日な気がする》
《誕生日は母親が必死に頑張ってくれた日。ただ仕事を休むのではなく、母親とランチしたのはそういうこと》
《企業の誕生日休暇がもっと普及すれば自殺率の低下に繋がったりするのでは》

といった感想が上がる。あんりが家族思いだと称賛を浴びたのだった。

「人生とは苦痛を伴うもの。故に出生は無条件に肯定されるべきではなく、これは反出生主義の観点から言えば恐ろしい思想です。多様な価値観という点からも、『誕生日=祝うべき日』と無条件に決めつけるのは全体主義的な恐怖思想。こうした決めつけや刷り込みから、我々はそろそろ脱しなくてはいけません」(自称哲学者)

仕事が休みやすい世の中になるのはいいことだ。

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