『ラヴィット!』地震直後も通常放送!「気が滅入ってたけど助けられた」と称賛

川島明 

川島明 (C)まいじつ 

3月16日の23時ごろ、宮城県と福島県で震度6強の地震が発生。翌17日の情報番組は地震関連のニュースで持ちきりとなっていたが、『ラヴィット!』(TBS系)だけは〝どこ吹く風〟だったようだ。

宮城県と福島県の沿岸で津波注意報が発表されるほど、規模が大きかった今回の地震。被害も随所で発生し、直後は広い地域で停電も起こっていた。

当然、ネット上でも「地震」がトレンド入りし、いたる所で被害報告や不安の声が続出。翌日のニュース番組でも大々的に取り上げられ、発生から十数時間が経過した昼過ぎも地震関連の話題ばかりとなっていた。

しかし17日放送の「ラヴィット!」は地震の話題に触れず、同日が〝緑の日〟ということで、出演者たちが緑色の食べ物を紹介していく。その後も、曜日レギュラーのお笑いコンビ『ニューヨーク』や大食いタレント・ギャル曽根がメインの企画を放送。番組終盤のニュースコーナーにて地震の情報は流れたが、本編は普段と変わらぬ内容となっていた。

不安感を持つ人の“心の拠り所”に?

そんな通常放送の「ラヴィット!」だが、批判が起こるどころか、絶賛の声が。どうやら地震で不安感を覚えた人々の〝支え〟になったようで、ネット上では、

《地震があっていろいろと心配になるけど、それでもラヴィットがいつも通り楽しい放送を届けてくれることにはありがたみしかない》
《地震でガス止まって、冷水で顔洗ったり、眠れないしで最悪だったけど、ラヴィットで癒されたwww》
《地震のニュースばっかりで気が滅入ってたけどラヴィットに助けられた》
《テレビが地震ばっかりだったから、ラヴィット見ると安心するな》
《全局地震のことを報道している中、ラヴィットみたいな番組あると安心する。どちらが良い悪いとかではなく、どちらも大事やと思う》
《無駄に不安感を煽られたくない今日みたいな朝にも、ラヴィットは安定的に明るく楽しいお笑いだから癒された。精神衛生上、かなりの優良番組》

などの大反響が巻き起こっている。

「『ラヴィット!』は2021年3月の放送スタート当時、ありきたりな企画の多さに不評が殺到していました。しかしMCの『麒麟』川島明が自ら広告塔となり、各界にその名を広めた結果、見事に人気番組の仲間入り。また朝の番組とは思えないほどニュース路線を断ち切り、バラエティーに特化したことも人気の要因となっています。全局が暗いニュースでは視聴者も息苦しくなってしまうため、まさに心の拠り所としてうってつけの番組といえるでしょう」(芸能ライター)

もちろん地震のニュースは大事だが、「ラヴィット!」のような番組が一つくらいあってもいいだろう。

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