『AKB48』は早抜けが吉? 川栄李奈が女優で頭ひとつ抜けたワケ

川栄李奈 

川栄李奈 (C)まいじつ 

3月16日、『AKB48』の入山杏奈が、東京・秋葉原の『AKB48劇場』で卒業公演を行なった。そこへ、元「AKB」の川栄李奈がサプライズ登場し、ファンから歓喜の声が上がっている。

川栄は、現在放送されているNHK朝の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で、ヒロインを務める売れっ子女優。

そんな彼女が花束を抱えながら「卒業おめでとう!」と声を掛けると、入山も「ありがとう、朝ドラ女優!」と返答し、2人とも涙を流しながら熱い抱擁を交わしていた。

11期の川栄と12期の入山は共に1995年生まれで、グループに所属していた時から親交が深かった間柄。2人はセットのように扱われた時期もあり、『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)では、おバカキャラの川栄と、優等生の入山として親しまれていた。

しかし2015年に川栄は「AKB」を卒業し、事務所も移籍。おバカキャラからイメージを一変させ、役者への道を駆け上がっていった。

川栄李奈が売れっ子になったワケは?

メディア露出の多い川栄と、あまり活躍が目立たない入山に対して、ネット上からは

《川栄だけステップステップアップしてるよね、なんでだろう?》
《ルックスは入山の圧勝なんだけど、川栄は世渡りが上手だったんだろうなあ》
《川栄って何気にすごいね。おバカキャラから女優に路線変更して、仕事も常にあって結婚して子どもも産んで、そっからも朝ドラヒロインだし》
《川栄はエイベックスの俳優部門に移籍したのがでかかったよ…めちゃくちゃ伸びたもん》
《朝ドラ見てるけど演技上手いよ! 主役も脇役もこなせるし、仕事が途切れなさそう》
《主役を邪魔しない顔だよね。誰と隣に並んでも違和感なく馴染む》
《やっぱり女優やるなら、早いうちからステップアップした方がいい。川栄が良い例。アイドルやりきって卒業したら遅いと思う。アイドルとしてこれからって時に卒業するべきだよ》

といった声が上がっている。

「2人の大きな分岐点となったのは、2014年に岩手県の握手会会場で起こった〝握手会傷害事件〟後の身の振り方だったかもしれません。川栄と入山は、握手会に訪れた男に切りつけられて負傷しています。その直後に川栄はグループを電撃卒業し、事務所も移籍。一方の入山は、その後もグループに所属し続け、2018年にはメキシコへ留学しました。入山がメキシコで経験を積む中、川栄は事務所の方針でおバカキャラを脱却し、しっかりと役者としての道を確立させましたね」(アイドルライター)

結婚・出産している元「AKB」メンバーも多く、離婚を経験したメンバーさえいる。川栄も2019年に第一子を出産しているが、前述の通り、朝ドラのヒロインとしても活躍中だ。

村社会であるアイドルグループから卒業して活躍し続けられる人は、極一部だろう。川栄のように、卒業後の入山の活躍にも期待したい。

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