最終回で一気にクソドラマに…酷すぎて炎上したドラマ4選

川口春奈 横浜流星 

川口春奈 横浜流星 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

一番盛り上がるはずの最終回がグダグダで、一気に評価を落とすドラマが多い。今期のドラマでは『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』(日本テレビ系)がまさにそれに当てはまる散々なものだった。過去に最終回が炎上したドラマを紹介していこう。

まずは2020年の柴咲コウ主演ドラマ『35歳の少女』(日本テレビ系)。最終回直前の第9話までに、主人公の妹が同僚の元カレに裏切られて無職に。主人公の父は再婚先で家庭崩壊して、さらにリストラにもあってしまう。主人公は家族や彼氏と絶縁し、新興宗教の教祖のようになって、ユーチューバーもどきのことをやり始める。そして主人公の母は死んでしまった…というトンデモないどん底まで落ちていた。

しかし最終回の第10話、突然全員に幸せが降り注ぐという奇跡が起こったのだ。あまりにも無理やりすぎるハッピーエンドに、

《とんだ茶番を見せられたな…》
《なんだこれ》
《ハッピーエンド希望だったけど、こんなんじゃない!》
《最終回が1番見なくても良い回だった》

といった呆れ声があがってしまった。

とりあえずハッピーエンドにするドラマ

「最終回で急にハッピーエンドパターンは、2021年の川口春奈主演のドラマ『着飾る恋には理由があって』(TBS系)でも…。主人公カップル以外の男女が脈絡もなく急にくっつきだし、主人公カップルはいきなり事業が大成功。さらに時間が5年後に急に飛び、2人の間には子どもがいてめでたしめでたし…というヤケクソのようなラストで炎上しました」(芸能記者)

謎のハッピーエンドパターンもある。2021年の小栗旬主演のドラマ『日本沈没-希望のひと-』(TBS系)では、日本がほぼ沈没してどうしようもない状況になったが、「未来は僕ら1人ひとりの手にかかっている!」という、なんとなく前向きなメッセージを残してハッピーエンドっぽい終わりを迎えていた…。

今期の西島秀俊主演のドラマ『真犯人フラグ』(日本テレビ系)でも、主人公の妻に不倫が発覚、主人公と息子に血縁関係がなかった、親友が主人公の妻を殺した…という散々なオチだったが、「僕たち家族はこれからも妻と生きていく!」というなんとなく前向きなメッセージを残して、雰囲気だけハッピーエンドっぽく仕立てていた。

とりあえず物語を終わらせれば、もうどうでもいいと思っているのだろうか…。

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