『ドクターホワイト』大爆死! 最終回のSF展開に「ご都合主義すぎる」

浜辺美波 

浜辺美波 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

俳優・浜辺美波のドラマ『ドクターホワイト』(フジテレビ系)最終回・第10話が3月21日に放送。白夜の衝撃的な〝真実〟が明らかにされ、ネット上では賛否の声が上がっている。

医療ジャーナリストの狩岡将貴(柄本佑)はある朝、日課のランニング中に、公園で倒れている女性を見つける。医療関係以外のほとんどの記憶を失っている女性(浜辺)は「白夜」と名乗り、驚異的な医学知識を駆使して現役医師の誤診を正していくというストーリーだ。

最終話では、狩岡が実業家の海江田国男(石橋凌)に、一人娘の移植手術のため、ドナーとして白夜を誘拐し、監禁してきたのではと詰め寄る。しかし、白夜は自分が一人娘を救うために生まれてきた〝妹〟だと気づく。海江田の口から語られたのは、白夜はある医療組織が生み出した移植用の〝クローン〟という衝撃の真実だった。

浜辺美波は実はクローンでした!

主人公がまさかの〝クローン〟だったという衝撃的な結末に、視聴者からは

《浜辺美波はかわいかったけど、クローンを作ってブロイラーのように人間を養殖していたなんて嫌悪感しか残らない。本当に酷いドラマだった》
《最初は楽しみに見ていましたが、主人公の演技力と脚本のチープさにトホホでした》
《なんだか劇を見てるみたいで、はまれませんでした。柄本拓さんは上手な役者さんで、ミステリの爆弾魔ではとても引き込まれたのに…。何かすべてにおいて中途半端に終わった感じ》
《白夜がいくら幼少期から医学知識をみっちり覚え込んだとはいえ、長年治療法が見つからない難病がそう簡単に治るとは思えない。ご都合主義すぎるよ》
《各回ゲストを呼んでの1話完結(診療としては)していくスタイルだったけど、最終回近くまで白夜の秘密がほっとかれたのが敗因じゃないかと思う。白夜の秘密にきちんと向かっていってる感じがなかった》

といった辛辣な意見も相次いでいる。

「浜辺が演じる白夜の天才ぶりに、当初は国民的ドラマ『ドクターX』(テレビ朝日系)のような展開が予想されました。しかし結果的に〝クローン〟というトンデモ展開で、呆れる視聴者が続出しています。同ドラマは28日に白夜たちの〝その後〟が描かれる予定になっていますが、白夜の正体が明かされた後なので、どれだけ視聴率がとれるかは未知数。結局、最後まで浜辺の〝美しさ〟を堪能するだけのドラマだと感じた人も多いようです」(エンタメ誌ライター)

最終回の世帯平均視聴率は8.7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、以下同)と、前週の8.4%よりわずか0.3ポイントアップ。しかし、全話を通しての平均視聴率はわずか8.8%と大爆死している。

浜辺の圧倒的美貌をもってしても、脚本のお粗末さを払拭できなかったようだ。

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