3月22日に、人気バラエティー特番『芸能人格付けチェックBASIC~春の3時間スペシャル~』(テレビ朝日系)が放送された。番組の威厳を落としかねないルール変更に、視聴者やファンから厳しい声があがっている。
人気芸能人たちが〝正解できて当たり前〟の6つのチェックに挑む同番組。お正月の格付けチェックが一流品を見極めるのに対し、春の格付けチェックBASICでは芸能人たちが「基本的な事」、「当たり前の事」がわかっているかをチェック。
「赤ワインと白ワインを飲み分ける」 「300万円と1万円の錦鯉を見分ける」、「世界2位のヒューマンビートボックスと、一部が芸人に入れ替わった演奏を聴き分ける」など、間違えたら恥ずかし過ぎるチェックが登場した。
問題で不正解になるごとに、一流から普通、二流、三流、そっくりさんとランクダウン。最後は〝映す価値無し〟として画面から消えてしまういつものルールだ。
長嶋一茂と小泉孝太郎のチームに救済…
すると今回は、超有名な父親をそれぞれ持つ長嶋一茂と小泉孝太郎のチームが不正解を出し続け、残り2問を残した段階で〝映す価値無し〟まで転落してしまった。これを受けてMCの『ダウンタウン』浜田雅功は「皆さん、小泉家と長嶋家、敵に回すつもりありますか?」と声をあげ、特別措置としてこのチームを〝そっくりさん〟にまでランクを戻し、挑戦を続行させてあげることに。その後2人は2問連続で正解をして、〝そっくりさん〟のまま留まることに成功するのだった。
しかし、この特別措置には番組ファンから批判の声が。
《ルールは? 誰であろうと演出上の問題だろうと決まりは決まり! ちゃんとやろう!》
《救済でちょっとだけつまらなくなった》
《最近の格付け簡単に救済し過ぎてアカンな…宝塚の人が消えたときにマネージャーさん出て来たときはガチで面白かったけど》
《格付けは、前回もそうだったが、大物芸能人を忖度するな 何のためのルールだ》
《消えても戻るとかルール意味ないやん。つまらない》
《格付け面白いけど、消えたのに有名どころだからって戻すのはダメでしょ》
といった不満が寄せられている。
今年のお正月特番でも〝救済ルール〟を設けて、批判を浴びた『格付け』。人気番組なだけに、視聴者の目も厳しいようだ。