『スポーツ男子頂上決戦』で男性差別? 女性だらけの観客に「気持ち悪い」

(C)Maria Artsanou / Shutterstock

3月22日放送の特番『最強スポーツ男子頂上決戦2022』(TBS系)が、男性差別的な演出を行なって炎上してしまった。

番組は体力自慢の芸能人からナンバーワンを決めるスポーツバラエティーで、ケイン・コスギや池谷直樹らを輩出してきた。

この日は、番組を象徴する天高く積まれた跳び箱「モンスターボックス」や、徐々に重さを増していくボックスを持ち上げ続ける耐久レース「ヘビープレス」、50回目の開催を記念して生まれた新競技「クレイジーキャッスル」などが行われていった。

競技に参加するのは、いずれも運動神経に自信のある肉体自慢タレントばかり。MCは観月ありさが務め、男たちの戦いを視聴者に伝えていく。また、戦いを見守るゲストとして、観客席には浅田舞、朝日奈央、小倉唯、河北麻友子、神田愛花、谷まりあ、玉井詩織、中川翔子といった女性タレントたちが並ぶ。熱戦の数々に一喜一憂し、歓声を上げることで緊迫感を演出していった。

男性差別的な演出の数々に批判殺到

問題となったのは、こうした女性出演者たちの起用だ。男同士の戦いに女性が出しゃばる構図や、まるで下等な男の争いを高みから見物するかのような演出に、男性視聴者たちは激怒。世間にはびこる男性差別をさらに助長させるとして、

《女性タレントの応援というか騒ぎがうるさすぎる》
《お笑いのネタ中にゲストや観客が映るのがイヤなのと同じ感じ…》
《スタジオ収録で観客そんなおらんのに、不自然なワーキャーした声援SEつけすぎやろ》
《観月ありさが進行してたり取り巻きの女が戦う男たち見てキャーキャー言う感じ、現代のヒプマイって思った》
《何で観覧ゲストが女性ばかりなのか? 何かこの後に女が指名して今晩の相手決めるみたいな構図が思い浮かぶんやが?》
《露骨に脱がせる女性向けの演出はまだ良いとして、ゲストと客まで女まみれで見物させてる構図がすごい気持ち悪い》

など、多くの批判が寄せられてしまった。

この演出で批判を浴びるとは、制作陣も思っていなかったことだろう。なんとも生きづらい世の中だ。

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