リアルさ欠如に酷評相次ぐ「先に生まれただけの僕」

画/彩賀ゆう (C)まいじつ

『嵐』の櫻井翔が私立高校の校長先生役で出演する連続ドラマ『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)の第1話が10月14日に放送された。

総合商社の樫松物産に勤める鳴海涼介(櫻井)は、35歳という若さで出向先である青森の子会社を建て直し、東京の本社に呼び戻される。しかし、鳴海が忠誠を尽くしていた専務が社内政治で失脚し、鳴海は樫松物産の不採算事業である『私立京明館高校』の校長職として左遷されてしまう。この人事異動にもめげず、鳴海は京明館高校の再建に取り組もうとするが、これまでの経験やビジネスの常識が全く通用しない教育現場の実態や、危機意識皆無の教師たちに苛立ちながらも、何とか再建の糸口をつかもうと奔走する日々を送る物語だ。

「鳴海はビジネスの論理を教育現場に持ち込みます。『生徒は商品でありクライアント。親が株主』と職員会議で教師たちの努力が足りないと言い放ち、反感を買ってしまいます。しかし、これはさすがに『ありえない!』と言いたいです。全く教育現場を分かっていない観点の発言で、いまの教師は教材作成、進学指導、部活の運営と、体が3つか4つはないとやっていけないほど多忙なのです」(高校教師)

最も現実的でないのは、偏差値44の高校なのに、鳴海が進学クラスの教師の真柴ちひろ(蒼井優)と連れ立って有名塾に行き「うちの高校を受けるようにお願いします」と営業に行くシーンだという。

 

「櫻井が校長に見えない」

「ドラマ内でも『偏差値が低い高校は公立に落ちた生徒の受け皿です』という台詞がありましたが、まさにその通りです。それが現実なのに、教師が塾に営業するなんてあり得ない話です」(同)

こんなシーンもあった。鳴海は自らが奨学金で大学を卒業した経験があり、奨学金で大学に行くべきか悩む生徒に「借金を返すのが大変だけど頑張れ!」と自分の体験を話す。すると鳴海の予想に反し、生徒は泣きながら「そんな恐い話、聞きたくなかったよ」と言って走り去ってしまった。鳴海は答えのない教育の難しさに頭を抱えてしまうことになる。

「いまどきの高校生に人生の選択枝を瞬間的に求める教師がいるわけがありません。まずは親御さんを交えてじっくりと進路について語らないと、父兄から突き上げを食らいます。つまりこのドラマは、教育現場に全くリサーチを入れていないことがばれてしまったのです」(同)

今後、鳴海校長は商社出身の経験を生かしたビジネスの論理で学校を再建していくのだろうが、SNSには《リアリティーはともかく、要するに櫻井が校長に見えないのが致命的》といった辛辣な意見も並んでいた。

リサーチ不足とミスキャスト、ここから面白い展開に持っていけるだろうか。

 

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