アンジャ渡部が“不倫のハードル”を上げた? 芸人の文春砲に非難が少ないワケ

渡部建 

渡部建 (C)まいじつ 

お笑いコンビ『天竺鼠』の瀬下豊が、20代女性と不倫関係にあることを、3月23日配信の『文春オンライン』が報じた。

記事では、瀬下が東京郊外にあるスポーツジムで一般女性とともに汗を流し、その後、仲睦まじい様子で車に乗り込んでアパートの一室で一晩過ごしたという。

瀬下は記者の「A子さんと交際している?」という質問に「うわぁぁ来た! チャンスですね…いや、ピンチ…ピンチ」「それも見てたん!? 参りましたね。嫁に謝らなあかんわ…。いや…まあ家族が一番ですから。でも、なんか好きになっちゃって。嫁は知らないと思うけど。まぁ、ちょっと気付かれてたかも…」と、慌てつつも、おどけて対応していた。

取材を受け、瀬下は3月24日、自身のツイッターで不倫について謝罪。不貞行為に厳しいネット民からは当たり前のように、厳しい声が殺到していた。しかし一方で、一部のファンからは

《嫁が許してるなら大騒ぎすることもないだろうね》
《良い嫁さんだよね。ダメージ少ないように考慮してくれてるんだよ。これからは心を入れ替えて大切にしてほしいものです》
《1発レッドカードの発想人が多くて、不幸のどん底に落ちてもなお責めたてる人いるけど、もういいでしょ。今まで以上に幸せになってください》
《惜しいですね。折角、瀬下マンで脚光を浴び始めたのに。だけど、それほどの痛手は無いように思いますよ。騒がれまくるというポジションまでにはまだ行ってないですし》

など擁護する声も上がっており、〝文春砲〟を食らった割には、あまりダメージを受けていないようだ。

不倫といえば『テンダラー』浜本広晃も先日、同様に不倫が発覚したばかり。だが、不倫の代表格『アンジャッシュ』渡部建と鎮火スピードは比べものにならないほどで、処遇はかすり傷にも及ばないほどだ。ここまで格差が広がるのは一体何故なのか。

業界における好感度の重要さ

「通常、文春砲を食らったら、渡部のように長期にわたって復帰できないほどダメージを負うケースがほとんどでした。瀬下らが〝ノーダメ〟な理由としては、雲隠れせずにしっかり報道直後に謝罪したこと。また、全国的な知名度も駆け出し段階、不倫内容も女性を〝性のはけ口〟として捉えていないこと、謙虚な姿勢を忘れず、業界からの評判が良いことなどが挙げられます。加えて瀬下の場合は同日、俳優・木下ほうかの〝性加害〟や歌舞伎俳優・市川海老蔵の〝多重交際〟報道があったおかげで、世間の注目を浴びなかったこともあるでしょう。上手くいけば、原田龍二の〝4WD不倫〟のように、逆に仕事増に繋がる可能性もあるでしょうね」(芸能ライター)

実際に、渡部を引き合いに出しているネット民からは

《テレビにちょこちょこ出ていて一生懸命頑張ってる真面目なイメージだったな。でも芸人だし、渡部ほどのインパクトもないわ》
《瀬下のはただの不倫。自己顕示欲やら承認欲求もあったと思う。渡部のは不倫とも呼べない気持ち悪い》
《アンジャッシュ渡部みたいな不潔極まりないゲス感は全然感じられない。瀬下マンが渡部の様な男じゃなくて良かった》
《瀬下マンはなんでも全力w 渡部と瀬下の違いは人間力の違いでしょうな》

などといった声が上がっている。

芸能人が不倫騒動を切り抜けられるかは、その後の対応と誠実さにかかっているのだろう。

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