オーストリアで「大学生兼務」31歳首相が誕生!

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オーストリアで10月15日に国民議会選挙(定数183、有権者数約640万人)の投開票が行われ、セバスティアン・クルツ外相が率いる中道右派政党『国民党』が約31.4%の得票率で第1党に躍り出た。国民党が第1党となるのはシュッセル政権(連邦首相在任期間:2000年2月4日~2007年1月11日)以来のことだ。

クルツ氏は31歳で、同氏が率いる国民党と右派の自由党との連立の元、ヨーロッパで最も若い国家のリーダーが誕生する。しかもクルツ氏はウィーン大学法学部を休学中の身だ。首相と大学生の両立とは、日本ではとても考えられない。

クルツ氏は24歳のときに第1次ファイマン政権(2008年12月発足)で移住民統合促進を担当し、第2次ファイマン政権(2013年12月発足)では27歳で外相に抜擢されるなど、国民党のホープとして期待されてきた。

「クルツ外相の勝因は難民政策です。オーストリアでは2015年にシリアやイラクから多くの難民が殺到したとき、難民対策を発動させ、対バルカン国境線の閉鎖などを実施して、欧州連合(EU)加盟国のなかでも最も厳格な難民規制政策を実施しました。彼のこの方式は、ほかのヨーロッパ諸国にも影響を与えています」(ドイツ在住日本人ジャーナリスト)

 

クルツ氏のような日本人政治家といえば…

ライバル社民党によるダーティー・キャンペーンが裏目に出たことも否めない。昨年5月にオーストリア連邦鉄道ホールディングの代表取締役から政界入りしたクリスティアン・ケルン首相は、人気のあるクルツ外相のバッシングに躍起となり、イスラエルから選挙専門家を50万ユーロ以上の契約金で雇ってフェイク情報を流していたことが発覚し、選挙中に選挙担当者が辞任に追い込まれた。これが大きなつまずきとなり、敗戦のきっかけを作った。

日本の衆議院総選挙も佳境を迎えているが、クルツ氏のような30代のホープといえば、小泉進次郎氏が思い浮かぶ。「全国を飛び回っている小泉進次郎を追えば、選挙の深奥が見えてくる」とまでいわれるほどだ。

いまやすっかり投開票日の顔となったジャーナリストの池上彰氏も、昨年あるテレビ番組で、進次郎氏のことを「わたしは次の次の首相の最有力候補だと見ています」と語った。さて進次郎氏はクルツ氏にあやかれるだろうか。

 

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