『ミステリと言う勿れ』は過大評価? 絶賛続出も“駄作”と言える理由

菅田将暉 

菅田将暉 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

俳優・菅田将暉が主演を務める月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系)の第12話・最終回が、3月28日に放送された。高視聴率をキープしたものの、一部では不安の声もあがっている。

同作の主人公・久能整(菅田)は、友だちも彼女もひとりもいない、カレーを愛する天パがコンプレックスの大学生。

社会で「当たり前のこと」として流されていることに疑問を抱いて考え抜き、膨大な知識と独自の価値観による持論をあざやかに展開していく。

最終回は、犬堂我路(永山瑛太)が整の前に久しぶりに姿を現し、「整君。君の協力が必要なんだ。一緒に行こう」と声をかけたところで終了。中途半端な終わり方であったため、続編制作は決定的とみられている。

「『ミステリ』は世帯平均視聴率が全話2桁と高視聴率をキープ。今期の民放ドラマでは、日曜劇場『DCU』(TBS系)に次ぐ高視聴率でしたね。最終回も11.2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、以下同)と申し分ない数字です。しかし気になるのは、注目が集まる最終回なのに、視聴率が下がっていることです」(芸能記者)

マスコミ大絶賛も数字は下がり続け…

『ミステリ』は初回13.6%でスタートを切り、裏で北京冬季五輪が放送されていたときも二桁をキープ。しかし緩やかではあるが数字は徐々に下がり、最終回で盛り返すこともなかった。

「当たり前ですが、内容が評価されている人気ドラマは、最終回で数字が一気に伸びる傾向があります。それがなかったということは、『ミステリ』は早くも飽きられてきているのでは? 続編では二桁割れの可能性も出てくるでしょう」(同・記者)

メディアでやたらと持ち上げられている『ミステリ』だが、ネット上でも

《盛り上がってる割に数字伸びなかったですね》
《数字が前ほど取れなくなったとは言え、評判のいいドラマは最終回が最高値になるのは変わらないのに、そうならなかったのはマスコミが異常に持ち上げてただけか》
《あの初回の盛り上がりからしたら、最終話は20%超えも狙えるかと思ってたけど、案の定フジお得意の尻すぼみになっちゃったか》
《2桁完走を成功とするのはまだ分かるけど、最高視聴率が初回の13.6%でその後はギリ2桁のラインを低空飛行だった作品を大ヒットと言うのは嘘大袈裟のレベルじゃないかと思うんですよね》
《初回>平均>最終回は見事な駄作推移だからな》

といった声があがっている。

一体続編はどうなるだろうか…。

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