『ロンハー』地上波から撤退…? 炎上確実の“伝説企画”をネット限定公開

ロンドンハーツ 田村淳 

ロンドンハーツ 田村淳 (C)まいじつ 

4月から放送時間が60分から30分に短縮される『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)。一部では〝打ち切り寸前〟と言われているが、むしろ逆の可能性もあるという。

1999年に番組がスタートし、2019年3月まで曜日を移しながらも、ずっとプライム帯で放送されてきた『ロンハー』。

2019年4月からは深夜帯に降格したものの、60分の放送枠は維持。しかし今回、ついに30分に短縮されることに。番組の終わりが見えてきているようにも感じるのだが…。

「ちょっと過激なことをすると、すぐに炎上してしまう昨今の風潮の煽りをモロに受けたのが『ロンハー』でしたね。プライム帯から深夜帯に時間を移しても、やはり過激なことをするとすぐに炎上。番組としてはここ数年、かなり厳しい戦いを強いられていたかと思います」(芸能記者)

しかしそのため、番組打ち切り…とはならないようで…。

『ロンハー』が徐々にネットへ移行…?

「『ロンハー』はこれから、定額制動画配信サービス『TELASA(テラサ)』限定のコンテンツを増やしていくようです。3月30日からは、同番組の人気企画『ラブマゲドン』の4年ぶり復活回を『TELASA』限定で配信しています。他にも、『セクシー女優プロダクションに潜入』といったディープな企画をネット限定で公開。過激な企画はスポンサーを見つけるのは難しいため、視聴者に直接お金を払ってもらおうということですね。こうすれば炎上の心配もないし、一石二鳥です。実際、今回の『ラブマゲドン』はさっそく《男性側は半数既婚者で女性側は独身ばっかなんだ。シミュレーション企画とはいえキモ》と批判されていますから、地上波で放送されたら大炎上だったでしょう」(同・記者)

これからはこのように、テレビ局側は動画配信サービスのコンテンツを充実させていくという。

「テレ朝では、『ロンハー』の姉妹番組『アメトーーク!』もネット限定コンテンツに力を入れています。『アメトーークCLUB』という『アメトーーク!』だけに特化した動画配信サービスで、評判は上々な様子。地上波でカルト的に人気が出た番組は、このような形に移行するのがいいのかもしれませんね」(同)

「ロンハー」「アメトーーク!」はこれからも、テレ朝の2大バラエティー番組として君臨し続けていきそうだ。

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