ウィル・スミスの“ビンタ事件”だけじゃない! アカデミー賞で起こった珍事

ウィル・スミス 

ウィル・スミス (C)Featureflash Photo Agency / Shutterstock

3月27日に行われた『第94回アカデミー賞』で、俳優のウィル・スミスが司会のクリス・ロックに強烈なビンタを食らわせた。世界中のド肝を抜いたウィルの行動だが、過去のアカデミー賞では今回の騒動を凌駕する出来事が起こっている。

近年では、2017年開催の『第89回アカデミー賞』で、作品賞の受賞タイトルを間違えて読み上げてしまうミスが発生。司会のフェイ・ダナウェイが『ラ・ラ・ランド』の受賞を宣言し、作品の関係者がステージに登壇したタイミングで間違いが発覚した。

その後、作品賞を受賞したのは『ムーンライト』だと改めて発表されると、次は「ムーンライト」の関係者が登壇。会場には何とも言えない空気が漂っていた。

誰よりも目立ったのは乱入男!?

お次は、2015年に開催された『第87回アカデミー賞』。司会を務めたニール・パトリック・ハリスが、白ブリーフ1枚で登壇する一幕が。何でも、楽屋のドアにバスローブが挟まってしまい、仕方なくパンイチで登場することにしたそうだ。パンイチでありながらニールは淡々と司会をこなしてみせ、話題をさらった。

露出関連のトラブルが多いのか、『第46回アカデミー賞』では、全裸男が乱入するという珍事が発生。女優エリザベス・テイラーを紹介している際に、ステージに全裸男が。彼はそのまま真顔でVサインをしながらステージの後方へと走り去っていった。

男性の正体は、ゲイの権利を訴えるアーティストのロバート・オペル。何らかの主義主張があったのは間違いないが、エリザベスは「彼が、その人生で最大の笑いを取るチャンスに、服を脱いで自らの至らない部分をさらけ出したことを考えると、なかなかに趣深いではないですか」などと一蹴していた。

世界的な映画賞ということで、毎年注目を集めている「アカデミー賞」。少々不謹慎かもしれないが、賞の行方と共に、いつ起きるかわからない騒動にも注目したいものだ。

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