『Mステ』ミスチルの“過激歌詞”をカット!「テレビの終わりを感じた」

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4月1日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)春のレジェンド曲3時間SPに、今年でデビュー30周年を迎える国民的バンド『Mr.Children』が登場。最新曲から往年の名曲までを披露したのだが、歌詞の一部がカットされてしまったようだ。

「Mr.Children」は、新曲『永遠』と2007年にリリースされた『フェイク』を2曲立て続けに生パフォーマンス。圧巻の歌唱力でスタジオを魅了したものの、ファンからは、

《ミスチルのフェイク、地上波だからか歌詞の2番カットされてて草》
《フェイクの2番最高なのにカットすんなよー》
《カットは残念すぎた。フルでやってくれよ~》
《2番カットかぁちょっと残念》
《ミスチルを楽しみにMステ見てたら、フェイクの2番がカットされてて、テレビの終わりを感じた》
《ミスチルほどの大物が地上波に降臨しても強引カット。フェイクも永遠も2番が重要というか至高なのに》

など、不満の声が続出していた。

「フェイク」がカットされた本当の理由は…

この日の番組では、「フェイク」の2番の歌詞をまるまるカット。1番の歌詞が終わり、サビが流れると急にアウトロに入っていた。

カットされた理由としてファンから挙げられているのが、「フェイク」の過激な歌詞。2番では、〝ホックを外す〟〝腰を振り続ける〟といったフレーズが使われているため、それが問題視されたのではないかと考えている人が多いようだ。

とはいえ、フレーズがカットされたのは「フェイク」だけ。Coccoの『強く儚い者たち』に登場する〝腰を振ってるわ〟というフレーズや、『My Hair is Bad』の『真赤』に登場する〝ブラジャーのホックを外す時だけ〟などは、カットされることなく放送されていた。

おそらく「フェイク」の歌詞がカットされてしまったのは、単純に2番の歌詞だったから。「強く儚いものたち」はアウトロ、「My Hair is Bad」はイントロに過激なフレーズがあるためカットできなかったのだろう。

過激な歌詞も、その音楽を構成する要素の一つ。放送時間やコンプライアンスといった制約で縛るべきではないだろう。

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