伝説のバラエティー企画復活も“名物キャラ”不在…「牛丼の肉抜き」

土田晃之 

土田晃之 (C)まいじつ 

4月3日放送の『くりぃむナンタラ』(テレビ朝日系)で、前身番組『くりぃむナントカ』から9年ぶりの復活を遂げた人気企画『芸能界ビンカン選手権』。久しぶりの開催に長年のファンが大喜びする一方、物足りなさも感じられてしまったようだ。

今回の復活は、4月からの放送枠拡大を記念した企画。『くりぃむしちゅー』有田哲平を進行役に、相方・上田晋也、山本舞香、『SixTONES』田中樹、ヒコロヒー、おいでやす小田が解答者として参加した。

同企画は大まかに言うと間違い探しクイズで、さまざまなスポットに仕込まれた間違いを〝ビンカン〟に気付いて当てるというコンセプト。アシスタントの変装、謎の参加者といった、明らかにおかしい間違いから、言われなければ全く気付かない間違いまで散りばめられている。

得点は分かりやすいものほど低く、分かりにくいものほど高く設定されており、どう見てもおかしいところは1点や10点という配点。しかし、「ロケ参加者が放送ではいないことになっている」「実はロケ場所が事前告知と違う」という絶対に気付かないような間違いは100点や1000点と桁違いで、一発逆転も可能だ。

こうした独自のユーモアを「お約束」として人気を博した「ビンカン選手権」だったが、復活では昔のファンから物足りなさを指摘されてしまうことになる。

名解答者不在で古参ファンは遺憾千万…

ファンから指摘されたのは、番組でおなじみだった土田晃之の不在だ。土田は準レギュラーとして、15年以上前の「ナントカ」深夜時代から出演。「ビンカン選手権」でも高得点の解答をする名解答者だったが、復活放送にその姿はなかった。

この処遇にファンは落胆し、ネット上には

《大木ちゃんいない 土田さんいない おぎやはぎいない 全然ビンカン選手権じゃない》
《ビンカン選手権には土田いて欲しいなあ》
《ビンカン選手権なのに土田いないのかよ》
《土田さん面白くてすごかったのに出てないんか! なんでじゃあ!》
《ビンカン選手権にビンカン王土田がいないなんて》
《土田がいないビンカンとか牛丼の肉・ごはん・玉ねぎ抜きみたいなもんだろ》

といった悲鳴が。古参ファンにとっては到底納得いかなかったようだ。

しかしまぁ、15年も前の企画の亡霊を追うとは…。潔く時代について行くべきだろう。

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