『ヒルナンデス!』声優の“レギュラー化”に大ブーイング「番組の邪魔」

南原清隆 

南原清隆 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

声の演技だけのはずが、ドラマ・バラエティー・歌とあらゆるジャンルを侵略する声優たち。その侵略行為が、ついに国民的昼番組『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)にも及んでしまった。

侵略の足がかりとなったのは、番組に突如現れた自称妖精キャラクター・ハピナンデスくんだった。

彼は新年度の放送から突如として現れると、着ぐるみ姿でスタジオメンバーにウザ絡みするほか、今後はロケ企画にも挑むと宣言。しかし、妖精という突拍子のなさや人間とはマッチしないテンションに、ネット上ではさっそく

《フェルナンデスくんを完全に消した上、番組の邪魔するふざけキャラという印象しかありません。ハピナンデスくん嫌いだ》
《フェルナンデスくんは何故いなくなったの? 初期で、人形まで作って販売していきなり解雇なんて酷いな》
《新しいキャラクター、かわいいんだけどしゃべらない方がいい。VTR中とか、映ってないに時に入る声が不快》
《ハピナンデスくんキャラ作り込み過ぎてる感が苦手…ゆるキャラは口数少ないか喋らない方がいい》
《ハピナンデスとかいう着ぐるみ本当に嫌い。こんなに嫌いな着ぐるみ初めて。クソうるせぇんだけど》

などといった不評が続出している。

早くも視聴者からヘイトを買っているハピナンデスくんだが、なんと〝中の人〟を演じているのが声優だったのだ。

声優のオーバー演技に不快感MAX!

ハピナンデスくんは音声を当てることで出演者と会話するのだが、この声を務めているのが声優の高橋美佳子。高橋は自身のツイッターで、放送前に毎日出演の告知を行っている。いわば、声優がレギュラーになった形だ。

声優のTV進出は今さら驚くことではないが、気になるのはそのテンション。というのもこのキャラ、ヘイトの多くが声の不快さに向けられており、ネット上には

《ハピナンデスの声大きくないか》
《ハピナンデスちゃん静かに だいぶうるさいわ》
《「はぴぃ」っていう喘ぎ声がガチで不快すぎる》
《ハピナンデスとかいうキャラの間が酷くて共演者との掛け合いが上手くいってなさすぎ》
《ハピナンデス黙れよ》
《このままだとハピナンデス嫌すぎて視聴やめるまである…うるさい…ワイプコメントなんだからうるさくしないでほしい…》

などといった辛辣な意見ばかり並んでいるのだ。

「やたら抑揚を付け、キンキン声を出せばいいと思っている声優の演技は、お昼の番組とは明らかにミスマッチ。初めから、落ち着いて滑舌もいい、自社のアナウンサーを起用すれば良かったんですよ。〝天の声〟方式で、空気が読める芸人にやってもらうのも良かったのでは」(バラエティー関係者)

いきなり逆風での船出となったハピナンデスくんだが、今後は一体どうなるのだろうか。このままでは、「ハピナンデスくん虐待」という新たなミームまで生まれそうだが…。

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