いまでは絶対タブーの「ビックリ人間」大博覧会

戦後、瞬く間に高度経済成長を果たした日本。世界に目を向ける余裕ができたためか、あるいは工業化が進み、人間性が阻害されたことへの反動だったのか、メディアは世界の珍奇な風習や風俗を盛んに取り上げた。それはメディアの商魂と大衆のえげつないまでの好奇心が合致した結果だったのだろう。

そういったもののなかに、世界中に存在する特異な体型をした人間や特殊な能力を持った人間を紹介する『ビックリ人間』があった。少年漫画誌でも、妖怪や怪獣特集と全く同じような感覚で何度も特集されていた。

差別的と捉えられる風潮もあり、最近ではこういった特集はほとんど見ないが、1960~1970年代には多種多様なビックリ人間が各メディアで紹介され、人々を驚かせていた。例えば、番組内でゴキブリを食べた男性の体のなかでゴキブリが繁殖してその男は死んだ、などという都市伝説まで誕生したのだ。

上は『週刊少年マガジン』(講談社/1968年6月30日号)の大伴昌司企画によるグラビア記事『ショッキング大調査 超人奇人魔人』より“火食い人間”。《火をのみこんだり、かみそりや電球をバリバリ食べてもケロリとしている。怪獣のような超人だね》とある。このような大道芸的特殊人間は頻繁にマスコミに登場した。

同記事より“でっかい超人”。当時はあらゆるものが、ただでかいというだけでもてはやされた。まさに“大きいことはいいことだ”なのだ。

以下の画像は『週刊少年キング』(少年画報社/1966年10月30日号)の記事より。

ケニア山で見つかったという鼻の長さが18cmもあるという長鼻族。

こちらは額に届くほど長い舌を持った人間。マレーシア連邦のサラワクには生まれつき舌が長く、額までなめられるようになった漁師がいるという。

アフリカのガボン共和国で、顔の中心よりやや左に小さな目が一つしかない人間が目撃されたとか。

何と、ボルネオ島のケカメンガ村で足が6本あり、完全にヘビの形をした人間が発見されたそうだ。

さすがにここまで来ると眉唾ものだが、当時はこういった記事が平然とまかり通っていたおおらかな時代だったのだ。

 

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