『アメトーーク』に声優ファン激怒!? キャスティングに「ありえない!」

(C)Den Rozhnovsky / Shutterstock

数あるオタク趣味の中でも飛び抜けて信仰心の高い声優オタクが、人気バラエティー番組『アメトーーク!』(テレビ朝日系)に怒りを露わにしているようだ。

3月31日、番組は「コーラ大好き芸人」を放送。出川哲朗をリーダーに『FUJIWARA』の藤本敏史、バカリズムらが〝コーラ愛〟を熱弁していった。

何とも「アメトーーク!」らしいほのぼのしたこの回にお笑いファンからは好評コメントが殺到。だが、この平和な光景に、声優オタクは外野からいちゃもんを付け始めたのだ。

声優オタクから上がったのは、

《木村昴がいないとか ありえない!!》
《木村昴に出て欲しかった》
《なんでアメトークのコーラ大好き芸人に木村昴おらんの》
《なぜ木村昴氏が出ていないのか》
《コーラ大好き芸人に木村昴が出てへんことあんのか? 1番にキャスティングするやろどう考えても》
《コーラ大好き芸人になんで木村昴出てないんだよ!!》
《やっぱり呼ぶべきだと思う 芸人さんと並んでも遜色ない》

といった番組への批判。どうも、アニメ『ドラえもん』(テレビ朝日系)のジャイアンで有名な声優・木村昴がキャスティングされていないことに怒りを覚えたらしい。

またまたまたまたブーメランで身勝手な主張

「そもそも『アメトーーク!』は芸人のための番組なのですから、よほど知名度や影響力がないと、他所のジャンルがキャスティングされないのは当たり前。タレントが声優を務めたら烈火の如くブチギレるくせに、声優がバラエティーに出るのは熱望するなんて、なんと都合のいい言い分なのでしょうか」(バラエティー関係者)

頭に血がのぼっている声優オタクのために、分かりやすく他のケースに置き換えてみよう。そうすれば、いかに自身が身勝手な主張をしているか理解できるはずだ。

「例えば『鬼滅の刃』芸人をやるとして、『乃木坂46』『AKB48』あたりのファンが、『○○ちゃんは鬼滅ガチ勢でよくツイートもしてるのに何故出さないんだ!』と激怒したら、一般の視聴者は『そんなこと言われても…』と困るし、ドン引きするはず。今回の声優オタクの言い分は、これとまるっきりそのまま同じこと。大体、木村のコーラ好きなんて、オタクには常識でも世間一般は知らないのですから、キャスティングしているスタッフたちも分かる訳ありません」(同・関係者)

そもそも、タレントの声優起用を声優オタクが快く思わないのと同じで、お笑いファンは芸人以外の「アメトーーク!」出演を歓迎していない。

「先日、いま大人気の『なにわ男子』藤原丈一郎が、その影響力を買われて『オリックス・バファローズ芸人』に出演。しかし、お笑いファンからは『ジャニーズが出てくるな』などと言われ、あまり出演を歓迎されませんでした。同じように、声優という畑違いな木村が『アメトーーク!』に出るのは筋違いも甚だしい。アニメ好きを公言しているタレントが声優に起用された時、声優オタクは『それくらいで出てくるな』とブチギレるのですから、お笑いファンの気持ちも分かりそうなものですが…」(お笑い番組ライター)

それを言うならば、タレントの声優挑戦も歓迎して欲しいものだ。

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