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日本経済新聞の4月4日付けに掲載された漫画『月曜日のたわわ』の全面広告が炎上している。

漫画家・比村奇石氏による同作は、月曜日が憂鬱な社会人に向け、豊満な体型をした女子を中心に描かれるショート漫画。今回の新聞広告には、胸の大きな制服姿の女子高生が振り返る瞬間を描いたイラストが掲載されている。

この広告について、連載誌のヤングマガジン編集部は、「4月4日は今年の新入社員が最初に迎える月曜日です。不安を吹き飛ばし、元気になってもらうために全面広告を出しました」とコメントしている。

仕事のできる男なので日経新聞買ってきた pic.twitter.com/iKpx89oX1A

— 比村奇石 (@Strangestone) April 4, 2022

しかし、ツイッター上では同漫画を新聞広告に出すことに〝マジレス〟で激怒する人が多く、

《出た～！ 股間になぜか張り付く謎のスカート！ わざとらしく強調させてるよね》
《顔は二次元なのにシャツのシワは妙にリアル。リアルな体のラインを描きたかったけどさすがに苦情くるから我慢したとか？》
《こういうマンガ、ホント、受付ないんですけど。男の願望丸出しじゃん》
《どれもフェチを強調しすぎ》
《日経新聞にはオッサンしかいないんだろうね。なんで変な欲をだして公の場にのせちゃったんだろう》
《作品自体はどうでもいい。だけど、広告にしたりとか公衆の目の前にでかでかと広げるのはどうかと思う》

など、大ブーイングが巻き起こっている。

ツイフェミの“批判対象”が明確に？

一連の騒動は月曜日に起こったものだが、現在も静まるどころか、炎上は激化。また、真実は明らかになっていないが、連日報道されている映画監督・園子温氏の〝性加害〟についてはスルーを決め込むツイフェミに対し、一部からは

《「月曜日のたわわ」に支離滅裂な憎悪を向けてる人は、なぜ園子温の件はガン無視？ 現実の性加害にはマジで徹底的に冷淡なんだな》
《月曜日のたわわを燃やしてる人たち、園子温監督は燃やさないんですか？》
《月曜日のたわわが新聞の広告載って性的搾取がーって言うのは構わないけど、園子温の枕強要とかに一切触れないのは、ただのダブルスタンダードにしかなってないんだよな。結局二次元とそれに傾倒する人間が嫌いという感情論でしかないから共感されないし忌避される》
《フェミさんが園子温と月曜日のたわわとで温度差がおかしいのよ。後者は絵よ》
《園子温監督のリアルでの性的搾取を横に置いて、二次元の月曜日のたわわの巨乳を性的搾取と叩くツイフェミ。二次元ばっかり見てないで、いい加減、現実見ろと言いたい》

などの声が。女子高生の制服姿に〝脊髄反射〟する彼女たちに苦言を呈する人も少なくない。

「先日もアニメ『鬼滅の刃』のティザービジュアルに、甘露寺蜜璃の入浴シーンがあったことで、ネット上では《女性蔑視》との声が上がりました。また、温泉地を美少女キャラクター化したメディアプロジェクト『温泉むすめ』では、オタクとフェミニストによる熾烈な争いが起こったばかりです。最近は女性をアニメ化しただけで過剰反応するケースが後を絶たず、今後もこの流れは続いていくでしょうね。園氏らを始めとする性加害についてはまだ不明瞭な部分が多いですが、彼女たちの反応に温度差があることは指摘されても仕方がないでしょう」（アニメライター）

「月曜日のたわわ」の全面広告については賛否があるが、日経新聞の〝掲載ガイドライン〟をきちんとクリアしているのは確か。結局、万人に理解を得られる広告はないということかもしれない。