綾瀬はるか『元彼の遺言状』に絶賛「鷲掴み」「ミステリという勿れは酷かった」

綾瀬はるか 

綾瀬はるか 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

4月11日より、俳優・綾瀬はるか主演の月9ドラマ『元彼の遺言状』(フジテレビ系)の放送がスタートした。綿密に練られたミステリーで、前クールの『ミステリと言う勿れ』とは大違いだと称賛されている。

主人公の剣持麗子(綾瀬)は、クライアントの利益のためには手段を選ばない敏腕弁護士。

ある日、元彼・森川栄治(生田斗真)の死亡がメールで知らされる。メールの差出人は篠田敬太郎(大泉洋)という謎の人物。栄治には巨額の遺産があり、「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言状を残していたそうだ。元彼が死んだ事実より、巨額の遺産に心が揺れ動いた麗子は、篠田を〝殺人犯〟に仕立て上げ、共謀して遺産を山分けする計画を立てる…。

原作は宝島社主催の2021年第19回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞した新川帆立氏による同名小説。著者自身が受賞当時は現役弁護士であり、法律を熟知しているからこその緻密に練られたシナリオと、キャラの強い主人公像、そして、斬新な事件アプローチ手法が選考委員たちをうならせ、満場一致で大賞に選ばれたという。

『ミステリと言う勿れ』は酷かった…

ドラマも原作同様に大好評で、ネット上では

《第一話から捻りの効いたミステリーに鷲掴みされる》
《元彼の遺言状おもしろーい! 本格ミステリーって感じ》
《ちゃんと本格ミステリーの映像化で、月9なの忘れてた》
《このスタッフで「ミステリという勿れ」撮ってほしかったと思うくらいあれは酷かったな》
《このドラマ、「ミステリと言う勿れ」と比べものにならないくらい、劇伴と演出が良いな》

といった声が上がっている。

「『ミステリ』は不必要な改変で原作ファンからそっぽを向かれ、ツッコミどころ満載のミステリー要素にドラマファンから落胆されました。初回から視聴率がどんどん下がっていったのが、期待をいかに裏切っていたのかを裏付けていますね。一方で今回の『元彼の遺言状』は、さすがと言うべき上々な滑り出しのようです」(芸能記者)

そもそも、『ミステリと言う勿れ』はミステリー作品ではない。〝本物〟と比べるのは酷なことだろう。

【あわせて読みたい】