綾瀬はるか『元彼の遺言状』の演出が最悪…「聞き取れない」と視聴者モヤモヤ

綾瀬はるか 

綾瀬はるか 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

4月11日より、俳優・綾瀬はるか主演の月9ドラマ『元彼の遺言状』(フジテレビ系)の放送がスタートした。ドラマとしてあるまじき〝最悪の演出〟があったという批判の声がこだましている。

主人公の剣持麗子(綾瀬)は、クライアントの利益のためには手段を選ばない敏腕弁護士。

ある日、元彼・森川栄治(生田斗真)の死亡がメールで知らされる。メールの差出人は篠田敬太郎(大泉洋)という謎の人物だった。

栄治には巨額の遺産があり、「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言状を残していたそうだ。元彼が死んだ事実より、巨額の遺産に心が揺れ動いた麗子は、篠田を〝殺人犯〟に仕立て上げ、共謀して遺産を山分けする計画を立てるのだった…。

「視聴者の間で批判されているのは、登場人物が同時に喋る演出。向き合っている人同士が、同時に喋るという意味ではありません。別々の場所で、それぞれの会話が同時進行するのです。当たり前ですが、こんなの聖徳太子じゃなければ聞き取れるはずがありません。普通のドラマでもありえない演出ですが、会話の1つ1つが大事なミステリードラマでやるなんて言語道断。もちろん狙った演出でしょうが、誰も喜んでいませんよ」(芸能記者)

「字幕ありきで作ってるの?」

ネット上ではこの演出に、

《ついて行けなくて5回くらい巻き戻した…》
《2つの事が同時進行する演出、いいんだけど音量とかの問題でどっちを聞いたらいいのか分からなかったりしてあんまり入ってこない…》
《複数の登場人物が同時に喋って話題がシャッフルする演出が、聞き取り能力低いからストレス度高い》
《何人かが違う話を同時にする演出が何度かあって、聞き取れない部分にモヤモヤした…》
《登場人物のセリフに別の人のセリフを同じ音量で被せるのは、リアルではあるけど、どちらも聞き取れないなぁ…字幕ありきで作ってるの?》
《セリフの掛け合いも聞き取り難いだけで、面白さにつながってない。やっぱり脚本家のセンスの問題だ》

といった批判の声が殺到している。

誰もやらない演出は、斬新なのではなくただ欠陥があるととらえられがち。視聴者ファーストの作品作りを心がけて欲しいものだ。

【あわせて読みたい】