武田鉄矢「セクハラは必要悪」発言で炎上

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22日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演した俳優の武田鉄矢がセクハラを事実上容認するとも取れる発言をし、ネット経由で視聴者から批判を浴びている。

この日は著名な映画プロデューサー・ハーベイ・ワインスタイン氏が過去30年間に及びセクハラを受けたとして、女優から続々と告発されているというニュースを取り上げた。

コメンテーターとして出演した漫画家の倉田真由美やヒロミが、今まで被害を受けた女優が声を上げられなかったことに驚くコメントを述べる中、同じくコメンテーターとしてゲスト出演した武田鉄矢は、「別にビックリしないニュースだ」と感想を述べた。

その理由について武田は、「日本の映画にパワーがあった頃は、平気でこんな(セクハラまがいの)ことを言う人がいた。『私は女優を愛人にしたんじゃない。愛人を女優にしたんだ』と平然と言う人もいた」と明かした。

MCの東野幸治は、『バカ殿様』シリーズなどで女性タレントと数多く共演している志村けんを引き合いに出した。「志村さんはアイドルの女の子のお尻などをよく触る。それは緊張しているアイドルを同じ目線にさせて、本番のコントでツッコんでもらうため」と、今の芸能界でも普通にあることだと示唆した。

 

「俺もよく(女性の体を)触る」と名言

すると武田は、「俺もよく(女性の体を)触る。人間って、好きとかだらしない所とか見せないと、仲良くならないよ」と力説した。

武田は「触るのはあくまでも肩ぐらいだ」と弁明したが、「今はほんのわずか(認識が)ずれただけでも大騒ぎになるご時世じゃないですか。当時の金八先生でセット裏でやってたことも、パワハラになる」と、現在はセクハラやパワハラの定義が厳しすぎると訴えた。

武田の意見に対し、ツイッターでは

《違うよ。昔からダメだったけど女の人が我慢してただけなんだよ》

《仲良くも無いジジイやババアに触られるのは普通にいやだろ。自分のだらしなさは自分だけで完結できる方法で見せてくれよな》

などと、批判的な意見が寄せられている。

芸能人が一般人と違う視点でニュースを斬るのが同番組の醍醐味だが、セクハラに限っては感覚が離れすぎているようだ

 

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