今週もさまざまなバラエティ番組やCMが話題となったテレビ業界。旬の話題をお届けする『まいじつ』の読者に、今週もっとも注目された、バラエティ番組やCMのランキングと記事をご紹介します(4/14配信まで、独自ポイントで集計)。
1位 ヒルナンデス : 『ヒルナンデス!』声優の“レギュラー化”に大ブーイング「番組の邪魔」 417pt.
2位 キングオブコントの会 : 『キングオブコントの会』松本人志の新作コントに賛否「天才すぎ」「つまらん」 382pt.
3位 金ロー : 金ロー『ファンタビ』“本編ノーカット”放送のはずが…「カットされてる!」 94pt.
4位 ヒルナンデス! : 『ヒルナンデス』の裏側にドン引き! まさかのカンペに「ヤラセなんだね…」 71pt.
5位 アメトーーク : 『アメトーーク』に声優ファン激怒!? キャスティングに「ありえない!」 35pt.
松本人志の新作コントに賛否
今週もっとも衝撃的だったのは、『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)にまつわる話題です。
声の演技だけのはずが、ドラマ・バラエティー・歌とあらゆるジャンルを侵略する声優たち。その侵略行為が、ついに国民的昼番組『ヒルナンデス!』にも及んでしまったのです。
侵略の足がかりとなったのは、番組に突如現れた自称妖精キャラクター・ハピナンデスくん。
彼は新年度の放送から突如として現れると、着ぐるみ姿でスタジオメンバーにウザ絡みするほか、今後はロケ企画にも挑むと宣言。しかし、妖精という突拍子のなさや人間とはマッチしないテンションに、ネット上ではさっそく
《フェルナンデスくんを完全に消した上、番組の邪魔するふざけキャラという印象しかありません。ハピナンデスくん嫌いだ》
《フェルナンデスくんは何故いなくなったの? 初期で、人形まで作って販売していきなり解雇なんて酷いな》
《新しいキャラクター、かわいいんだけどしゃべらない方がいい。VTR中とか、映ってないに時に入る声が不快》
《ハピナンデスくんキャラ作り込み過ぎてる感が苦手…ゆるキャラは口数少ないか喋らない方がいい》
《ハピナンデスとかいう着ぐるみ本当に嫌い。こんなに嫌いな着ぐるみ初めて。クソうるせぇんだけど》
などといった不評が続出したのです。
早くも視聴者からヘイトを買っているハピナンデスくんですが、なんと〝中の人〟を演じているのが声優・高橋美佳子だったのです。
今年度からは、声優の木村昴もレギュラーに。オタクたちは大喜びですね。
続いては、『キングオブコントの会 2022』(TBS系)にまつわる話題です。4月9日、お笑い賞レース『キングオブコント』の歴代王者たちが集うコント特番『キングオブコントの会 2022』が放送されました。
『東京03』、『バイきんぐ』といった歴代王者に加え、審査員を務めた『バナナマン』、『さまぁ~ず』なども参戦した同番組。大トリには、松本が書き下ろしたコント「落ちる」も披露されました。
このコントに出演したのは、松本以外に、「さまぁ~ず」大竹一樹、「東京03」豊本明長、『シソンヌ』長谷川忍、『かもめんたる』岩崎う大の4人。彼らがアイドルグループ『チェッカーズ』の名曲『俺たちのロカビリーナイト』を歌っていくのだが、なぜか途中で大竹が奈落に落ちてしまい、そこから「落ちる」ことについて揉めるといった内容のコントです。
まさに松本人志ワールドが全開な奇想天外のコント「落ちる」。ファンからは、
《松本さん天才過ぎる! めっちゃイイ!》
《「落ちる」説明しすぎないことによる笑いの作り方》
《松本人志「落ちる」が一番面白かったので、流石だなあと》
《「落ちる」は発想が凄すぎる。松本人志様の脳みそってマジでどうなってんだ》
《やっぱり「落ちる」が飛び抜けて面白かった。「ごっつ」時代のコントを思い出してちょっと懐かしかった。まだまだ松本さんにコントやってほしい!》
など、絶賛の声が続出。一方で世界観が独特すぎるせいか、
《松本人志の落ちるクソつまんなかった》
《「落ちる」が退屈だったな…》
《松本人志のコントわかんなすぎる。若い人とかほんと「?」だと思う》
《松本の「落ちる」は面白いんだけど、間合いも設定もやっぱりやや昭和的というか。「あーこの感じ懐かしいなぁ」っていう古さはやっぱある》
《後輩芸人のコントよりはるかにつまらなくて、ずっと笑っていた番組の最後でスーと落ちてしまった》
といった酷評も少なくありませんでした。
果たして、来週はどんな事件が起こるのでしょうか。