『たけのこの里』が妨害工作!? 復刻版『きのこの山』発売中止で陰謀論浮上

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ネット上でたびたび論争が巻き起こる〝きのこたけのこ戦争〟。4月13日に明治が発表したニュースがキッカケで、この戦争は一つの終着点を迎えたようだ。

明治が発売しているチョコレート菓子『きのこの山』と『たけのこの里』。どちらも人気のお菓子だが、消費者の間で頻繁に〝きのこたけのこ戦争〟が勃発するのは、日本人なら誰もがご存じのことだろう。

しかし、13日に『きのこの山 復刻版』が発売中止になるという一報が伝えられた。

「きのこの山 復刻版」と『たけのこの里 復刻版』は4月19日に発売予定だったが、工場の生産設備に問題が発生。発売日に安定した供給ができなくなるため、「きのこの山 復刻版」のみ発売中止にいたっている。

このニュースに、たけのこ派の人々は狂気乱舞。ネット上には、

《たけのこ完全勝利のお知らせ》
《我が陣営の勝ちということだな!》
《タケノコの勝利! 正義は勝つ!》
《たけのこの敗北が知りたい》
《また一つ、たけのこの里が優れていることが証明されてしまった訳だな》

といった歓喜の声が相次いでいる。

たけのこ派完全勝利で終戦か?

あまりに呆気なく勝負がついてしまったため、一部の〝きのこ派〟の人からは、反論の声も。

《どうして差がついたのか…》
《たけのこの里の陰謀》
《たけのこの里派による妨害工作の可能性があるのでは?》
《タケノコ派の暗躍である事は疑いようも無い》
《キノコの民、総力を集めよ》

などのコメントが見受けられる。

「きのこたけのこ戦争は、今までに何度も〝終戦宣告〟されています。2020年に明治が行なった『きのこたけのこ国民大調査』では、47都道府県のうち46都道府県で〝たけのこ〟が勝利。他にもAmazonのレビュー数やテレビで放送された好きなお菓子ランキングなど、さまざまな場面で戦いの場に持ち出されています。今回も『たけのこの里』の復刻版のみ販売されますが、これで〝終戦〟とはならないでしょうね」(グルメライター)

きのこたけのこ戦争は、孫の代まで受け継がれる日本最大級の議論かもしれない…。

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