池上選挙特番またトップも「煽りは飽きた」批判も多数

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10月22日に放送された衆院選特番の各局平均視聴率が発表された。民放では、テレビ東京『池上彰の総選挙ライブ』が9.8%でトップを獲得。13年の参院選、14年の衆院選、昨年の参院選に続き、国政選挙での特番で4連覇を達成した。続いて日本テレビ『ZERO×選挙2017』が9.3%、以下、テレビ朝日『選挙ステーション』8.8%、フジテレビ『FNN選挙特番 ニッポンの決断!2017』7.2%、TBS『激突!与野党大決戦 選挙スタジアム2017』5.8%と続いた。

今回は各局とも放送前に『打倒池上彰』を掲げ、お笑い芸人の又吉直樹やジャニーズの櫻井翔など、さまざまなタレントや文化人を起用して対決姿勢を強めたが、結果的にその牙城を崩すことはできなかった。ネット上では『池上無双』などと評されており“選挙特番=池上彰”の図式を改めて再確認することとなったが、一部では「いいかげん、無駄な政治家への煽りは見ていて不愉快」との声も聞かれた。

「政界“悪魔の辞典”など皮肉たっぷりの放送内容に、ネット上では喝采の声が上がりましたが、実際には選挙とは全く関係ないただの雑情報で、それも放送の毎に繰り返されるからマンネリ化も指摘されていましたね。確かに創価学会に対して鋭く切り込む姿勢は、当初こそ斬新でしたが、今となってはそれほど目新しい情報でもありません。選挙報道に対しては、タレントのデーブ・スペクターが『選挙が終わってから見せられても、どうしろと?』と発言するなど『選挙結果が出てからいくら切り込んでいっても意味がない』という意見も出ています」(芸能記者)

実績として高視聴率がある程度計算できるテレビ東京が、わざわざ番組スタイルを変えることはないだろうが、後塵を拝するフジテレビなどは、選挙前に有権者が候補者をよりよく知るための番組を制作した方が、結果的に視聴者受けしたのではないだろうか。

 

「池上無双」から「池上対応策」へ

「結局、池上さんが9.8%で民放トップを獲ったとはいえ、NHK『2017衆院選開票速報』は17.1%とダントツの視聴率でした。タレントを起用して選挙をバラエティー化するのも確かに一つの見せ方ですが、実際に視聴者が知りたかったのは、正確な選挙結果と台風情報だったということです。自民党の小泉進次郎氏などは、池上さんへの対応もすでに手慣れたもので、最近では議員の方が事前に“池上対応マニュアル”を徹底していますよ」(同・記者)

有権者にとって何が有意義な番組なのか。日本の選挙報道もそろそろ見直される時が近づいてきたのかもしれない。

 

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