苦戦スタート「民衆の敵」気になる3つのポイント

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10月23日からスタートした“月9”ドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)の平均視聴率が9.0%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と発表された。7~9月に放送された『コード・ブルー』の初回平均視聴率16.3%を大きく下回る結果に、主演の篠原涼子の姿が先の総選挙で敗れた『希望の党』の小池百合子代表の姿と重なったと評判になっている。

同ドラマの初回は、市議会議員を目指す主婦の佐藤智子(篠原)が、選挙で奮戦してから当選し、市議会の議場に上がるまでが描かれた。今後は市議会議員としての活躍が始まる。

「このドラマには、首をかしげる点や物足りない点が3つほどあります。まず、人気者の高橋一生の出番が少な過ぎるし謎が多い。代々続く政治家一家の次男でありながらデリヘル嬢と享楽的な夜を過ごしているのも謎ですが、篠原を陰ながら応援しているのも謎です。これから先、出番が増えていくのでしょうが、女性ファンには出番の少なさが物足りないでしょう」(ベテラン脚本家)

SNSでも《もっと一生が見たかった》、《シャワーシーンが短い!》、《政界のプリンスっぽかったけど出番が少ない》と不満の投稿があった。

「ライバルの候補者が智子の悪口を書いたビラをばらまいたり、智子がライバル陣営の選挙カーに乗り込んでも誰も止めないのもおかしい。少し違和感があります」(同・脚本家)

そして、市議会の大物を古田新太が演じているが、「おれの派閥の候補は全員、当選させる」と意気込んで、市長との対決姿勢を前面に出している点も疑問が残るという。

 

市長と市議会の関係に疑問

「やり手の古参議員であれば、市長をも手玉に取っていないと設定としてはおかしいでしょう。市長と対立しながら派閥を率いるのは、東京都の小池知事と“都議会のドン”と呼ばれた御仁をモデルにしているのでしょうが、今時の地方政治は市長を巻き込まないと物事が前に進まないのは常識です。これもリサーチが足りません」(同・脚本家)

それでも、味方のママ友役の石田ゆり子、同じ新人議員役の前田敦子、夫役の田中圭、市長役の余貴美子など、月9にふさわしいキャスティングは、展開次第で面白くなっていく可能性がありそうだという。

「市議会議員に当選する確率は80%以上という統計に惹かれて市議会議員になった主婦の智子が、手練手管を駆使するベテラン政治家や市長を相手に、どう立ち回るのか。現代の“ちょっとずれたドン・キホーテ”ともいえる智子がどう活躍するのか、今後の展開に注目したいところです」(同・脚本家)

奇しくも、衆議院選挙投票日の翌日から始まったこのドラマは、エンターテイメント性と同時に“政治のありかた”を考えさせるテーマを取り扱っているだけに、荒っぽいストーリーや設定になることは避けていただきたいものだ。

 

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