『Official髭男dism』の新曲に賛否「天才」「こういうのじゃない」

(C)Mix and Match Studio / Shutterstock

『Official髭男dism』が新曲『ミックスナッツ』を発表。バンドらしさとキャッチーさを兼ね備えた同楽曲に対して、ネット上ではさまざまな反響があがっている。

「ミックスナッツ」は、TVアニメ『SPY×FAMILY』(テレビ東京系)のオープニング主題歌。

人間をピーナッツに例えた歌詞は、同作の世界観にマッチしており、アニメファンからの評判は上々だ。

昨今の楽曲としては珍しく、イントロが長めの楽曲で、出だしはいつもの「ヒゲダン」とは違った印象。サビに近付くにつれて楽曲は盛り上がっていき、お馴染みの「ヒゲダン」のメロディーラインになっている。

神曲か駄曲か…評価が分かれる理由は『Pretender』?

高低差や曲調がガラリと変わるためか、ネット上での評価は二極化しているようだ。

《こいつらのボーカル天才やろ》
《サビからの畳みかけすこ》
《髭男の新曲はいつもえぐいけど今回はエグさの次元が違う》
《いい曲よな。今回は詞もおもろい》
《ゴチャゴチャしててよーわからん》
《聴いたけど微妙じゃね…?》
《微妙やな。売れてるアーティストの曲が全部良く聞こえる現象やな》
《こういうのじゃないんだよ。ヒゲダンの良さはこの曲にはない》

など、称賛の一方で〝ヒゲダンらしくない〟という指摘も目立っていた。

「評価が二極化している理由として、『Pretender』のヒットが影響している可能性もありそうです。同楽曲はサビの盛り上がりこそあるものの、リズムなどは一定。それに比べて『ミックスナッツ』はかなり音遊びが激しい楽曲です。そのため、『Pretender』のイメージが強ければ強いほど違和感を抱いてしまうのでしょう。楽曲の出来は決して悪くないので、いつもと違うと切り捨てずに何度も聴いてみるのが良いのではないでしょうか。『ヒゲダン』の楽曲という先入観がなければ、かなりの名曲かもしれません」(音楽ライター)

イメージが覆るような新曲を発表した「ヒゲダン」は、まだまだ進化するのかもしれない。これまでのキャッチーな楽曲に比べて人を選ぶサウンドだが、彼らの新たな魅力を感じることができるだろう。

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