脱キムタク路線が原因? 木村拓哉『未来への10カウント』視聴率が大ピンチ

木村拓哉 

木村拓哉 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

4月21日、木村拓哉主演のドラマ『未来への10カウント』(テレビ朝日系)の第2話が放送された。早くも視聴率がピンチを迎えている。

物語の主人公は、高校時代にボクシングで4冠を達成するものの、その後は度重なる不運に見舞われ、現在は完全に生きる希望を失ってしまった桐沢祥吾(木村)。

「いつ死んでもいい」と口にする日々を送っていたある日、高校ボクシング部時代の監督・芦屋賢三(柄本明)から、ボクシング部のコーチになるよう懇願される。桐沢はコーチとして再びボクシングと関わることで、徐々に熱を取り戻していく。

初回の世帯平均視聴率は11.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)とまずまずだったが、第2話では10.5%にまで下落。早くも二桁割れのピンチを迎えている。

キムタクが活躍しないせいで…

「今の時代なら、視聴率が二桁なら大成功、8%台でもそこそこ…という感じですが、キムタクドラマとなれば話は別。二桁超えは最低ライン、20%にどれだけ近づけるか…という高い目標が掲げられますからね。10.5%はおそらく、関係者も想定外の爆死状態。キムタクを失敗させてはいけないと、今ごろ緊急会議が開かれているでしょう」(芸能記者)

一部報道では、第1話の瞬間最高視聴率は15.7%にまで達したと言われていたが、なぜここまで下がってしまったのか。

「今のところ、キムタクドラマらしい爽快感がないのが問題でしょう。第2話でもまだキムタクは暗いままだし、大して活躍もしていない。第2話終盤で部活が本格始動して少し盛り上がってきましたが、これではかなりのスロースタート。キムタクドラマを見る人は、キムタクの活躍する場面がみたいので、もっと見どころを作ってあげるべきでしょう。ネット上でも《スピード感が無いというか重苦しいんだよ》《キムタクだから見てるけどすごいつまらないな》《もう少し真面目じゃないキムタクがみたいなぁ》といった声があがっています」(同・記者)

第3話でも、ボクシング部員の家庭環境に関することがメインに描かれる模様。このままジリジリと、二桁割れにならないといいが…。

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