木村拓哉の大ヒット作も…? 海外作品の“パクリ”が噂されたドラマたち

木村拓哉 

木村拓哉 画/彩賀ゆう (C)まいじつ

現在放送中の俳優・高橋一生主演のドラマ『インビジブル』(TBS系)が、アメリカドラマ『THE BLACKLIST / ブラックリスト』のパクリだと批判を受けている。しかし、日本ドラマが海外作品のパクリだと言われているケースはこれだけではない。

2019年放送の木村拓哉主演の大ヒットドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)もパクリだと指摘された。同作の主人公は、フランス料理のシェフ。二つ星を獲得し、カリスマシェフともてはやされ、自信が慢心に変わっていたある日、〝大きな事件〟を起こしてすべてを失ってしまう。

しかし、それから数年後、とある女性シェフと出会うと、もう一度シェフとして生き直そうと決意。世界最高の三つ星レストランを作り上げることを目標とし、最高のスタッフを集めようと、かつての仲間たちに当たっていく物語だ。

「『グランメゾン』のパクリ元だとウワサされたのは、2015年にアメリカで、16年には日本でも公開されたブラッドリー・クーパー主演の映画『二ツ星の料理人』。同映画のあらすじは、パリの一流フレンチレストランの二ツ星シェフ・アダムが、スキャンダルを起こして姿を消す。それから3年後、アダムは『三ツ星をとって世界一になる』と誓い、パリ時代の同僚のミシェルやヘッドハンティングした女性料理人エレーヌなど、才能あふれるスタッフを集める…というストーリー。設定がほぼ同じですね」(芸能記者)

『プラダを着た悪魔』を堂々パクる

2021年冬の、上白石萌音が主演を務めた連続ドラマ『オー! マイ・ボス! 恋は別冊で』(TBS系)もパクリだと言われた。

「『ボス恋』は、地方の田舎町から上京してきたちょっぴりイモ臭い女性が、超敏腕・毒舌・冷徹な超ドS鬼編集長が新たに創刊したファッションモード誌の現場所属となり、鬼編集長の雑用係として奔走していくストーリー。そう、2006年公開の名作映画『プラダを着た悪魔』まんまなのです。ネット上でも《プラダを着た悪魔を少女漫画にしたら、コレになる》《和製版プラダを着た悪魔?》《なんかこのドラマもう本当プラダを着た悪魔にしか見えん》《オーマイボス、プラダを着た悪魔を日本風にクソダサいドラマにした感じで最高だな(喜んでる)》といった声が寄せられていました」(同・記者)

『呪術廻戦』のように、パクリでも面白ければいい…が今の日本エンタメのスタンダードなのだろうか。

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