『M-1』ファイナリストも…“実は解散していた”人気お笑いコンビたち

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50歳にして大ブレークを果たしたお笑いコンビ『錦鯉』が注目を浴びる一方で、そこそこ人気を博しながらも消えていったお笑い芸人は山ほどいる。実は解散していたコンビを紹介していこう。

まずは『カナリア』。俳優の水嶋ヒロそっくりのボケ・安達健太郎と、ファニーフェイスのツッコミ・ボン溝黒の凸凹コンビで2000年代後半にブレーク。

2010年には『M-1グランプリ』のファイナリストにまで残ったものの、2018年にコンビを解散している。

2010年の『M-1』では、トップバッターとして登場し、『M-1』ではタブーとされている〝歌ネタ〟を披露。案の定滑り散らし、この年唯一の500点台を記録して断トツの最下位に。それから全国区での目立った活躍はしていない。

「コンビ解散を切り出したのはボン溝黒のようです。ボンは理由について《いつからか、2人の漫才性の違いが生じて。擦り合わす事が出来ず。ボンの中でこれ以上負けたくない。という想いが募り。その結果漫才師を卒業する事を選びました》とブログで明かしていました。解散後、ボンは〝ボンざわーるど〟と改名してピン芸人に。安達も芸人、役者、作家、演出、舞台プロデュースなどの仕事をしているようです」(芸能記者)

実力があっても解散するしか…

解散した芸人は他にも、千原ジュニアのコバンザメとして微妙に注目された芸人・タケト属する『Bコース』、『爆笑問題』の後継者として微妙に注目された「タイタン」所属のお笑いコンビ『5番6番』、人気実力ともに申し分なかったもののわずか9年で電撃解散した『チャイルドマシーン』などがいる。

「また、正式に解散はしていないものの、コンビでの活動がなく事実上の解散になっているのは、漫才コンビ『POISON GIRL BAND』。彼らは『オズワルド』や『銀シャリ』がリスペクトするなど、超実力派です。また、ショートコントのプロフェッショナル『江戸むらさき』なども同じような状態。実力があっても、活躍し続けるのはなかなか厳しいようですね」(同・記者)

第7世代の芸人たちもいずれ、ひっそりと解散していくのだろうか。

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