朝ドラ『ちむどんどん』“空白の7年”にツッコミ殺到「無理がありすぎる」

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2022年4月26日のNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』では、主人公・暢子(黒島結菜)ら比嘉一家の7年後の生活が描かれた。視聴者からは、いまだ明かされない〝空白の7年〟にツッコミが相次いでいる。

1964年、まだアメリカ統治下だった沖縄本島北部「やんばる地域」を舞台に、暢子が料理人を目指す物語。

前週の放送で、父・賢三(大森南朋)の急逝によって、女手一つで4人の子どもを育てることになった母・優子(仲間由紀恵)。工事現場に働きに出るようになるが、もともと借金を抱えているため、生活は困窮を極めるばかりだった。

そこで、食い扶持を減らすために、東京に住む賢三の親戚に暢子を預けることを決断。お別れ当日、暢子を乗せたバスが出発するも、バスを追いかけるきょうだいたちの姿に暢子は一転して、「止めてください!」と自ら降車。東京行を撤回し、優子も「母さんが間違ってた」と、たとえ苦しくても5人で沖縄で暮らしていくことを決意したのだった。

そして週明け25日の放送では、あれから時が流れ『7年後――』という展開。暢子は高校生になり、長女・良子(川口春奈)は短期大学を卒業して夢だった学校教師に。また、優子は島の共同売店の店員として働きながら畑仕事と内職をしていること、長男・賢秀(竜星涼)は就職が長続きせずニート状態であることが明かされた。

何事もなく7年間を過ごせた謎…

「これまで、給食費等は未納、明日食べるものにも困るような厳しい経済状況だっただけに、比嘉家がどのようにして7年間凌いだのか、また良子が短大まで出られたのかを気にする声が殺到しています。淡々と借金返済を迫っていた叔父夫婦が登場しないこととなにか関係があるかもしれませんが…」(芸能ライター)

視聴者からは

《靴や体操着ひとつ買うのにも困窮、借金に苦しんでいて子どもを1人手放す覚悟までした家庭が、それから7年の間に4人を高校に進学させて、うち1人は短大卒業…どうやりくりをしたのか気になって仕方ない…》
《過労で母が倒れ、給食費やPTA会費も払えてない状況からいきなりの7年後、家はそのまま、子供はニートに短大に高校2人。いくらなんでも今日明日の生活ができなかった家族に見えなさ過ぎて無理がありすぎる…》

などのツッコミを入れる声が続出。

その一方で、《借金はドル建てだったから7年間の急速な円高で目減りしたんじゃね》《叔父さんが亡くなって比嘉家に遺産が転がり込んできたのかもしれない 知らんけど…》と今後の展開を予想する声もあがっている。

こうした指摘が相次ぐのは、物語をしっかり観ている視聴者が多いからこそとも言えるが…。

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