河瀬直美監督が“暴行騒動”当時のSNSにつづっていたのは…

河瀬直美 

河瀬直美 (C)Denis Makarenko / Shutterstock

映画界の〝性加害〟が問題視されているが、監督という立場を利用しているのは何も男性ばかりではなかったようだ。

4月27日配信の『文春オンライン』では、映画監督の河瀬直美氏が撮影中にスタッフの腹を蹴り、撮影監督とスタッフらが作品を降板する事態が起きていたことを報じた。

事件が起きたのは2019年5月、映画『朝が来る』の撮影現場でのことだった。記事によると河瀬監督は、カチンコにカメラを向ける段取りだったにもかかわらず、方向が分からずに固まってしまい、撮影助手の男性Aさんが方向修正を伝えようと手を触れると、「何するの!」と激高し、Aさんの腹を蹴り上げたという。

この件で、撮影チームを率いていた撮影監督の月永雄太氏はチームごと降板。河瀬監督は文春の取材に対し、「3年前に既に、当事者間、および河瀬組内において解決をしていることでございます。当事者同士、および組のスタッフが問題にしていない出来事についての取材に対して、お答えする必要はないと考えます」と回答したという。

河瀬直美監督の非道な行為に痛烈指摘

河瀬監督のあまりにも非道な行為に、ネット上では

《例え解決していたとしても、河瀬さんの行為は許されるものではありません。このように答える必要はないと言って逃げるのは、東京五輪の記録映画の監督という立場から考えても、よろしくない行為だと思います》
《自分が思う以上に、部下やまわりは気を使っているはず。映画監督がそんなことをやって業界に影響が出ないわけがない。その立場であることを自覚してほしい》
《映画監督とスタッフの間にコミュニケーションや信頼関係が築けていれば、監督がスタッフを腹蹴り上げたり、撮影監督が部下引き連れて降板なんてしないですね》

といった声が上がっている。

事件が起きたのは2019年5月。同時期の河瀬監督のインスタグラムを見ると、大空をバックに《撮影順調! The shooting is going well!》と記されていた。今回の騒動が起きる前なのか、後なのかは不明なところだが、彼女にとって撮影助手は作品に影響しないのだろうか。

 

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東京五輪の映画を任されるほどのスゴ腕な映画監督なので、是非ともひとりで映画を撮って欲しいものだ。

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